とある方

中学の先輩に政治家がいて、4つ上なので面識はなかったのだが、人柄が素晴らしかったので応援している。
おまえは事務局次長だ、ほぼ適当に拝命したポジションには当然事務局長がいた。
事務局長は病に冒されていて、みんながそれなりに覚悟はしていたものの、ついに亡くなってしまった。
66歳だから、平均余命にはあと20年くらいあった。
自分、自分の親と照らし合わせてみる。
あと20年の人生だとしたら何ができるだろう。
長いようできっとあっという間だろう。
20年前を振り返ってもわかる。
この20年はあっと言う間だった。
刑務所にでも入っていない限り、時間の経つのは早い。
人の死亡率は100％、いつかは必ず亡くなるのだけれど、人の死は受け入れ難い出来事だから。
人身事故、予定は困るし迷惑この上ないけれど、その人の一生が終わったのなら諦められる。
元の交際相手に殺された女子高生も、毎日人が亡くなる。
他人にとって当たり前なのが悲しい。
合掌