ネモフィラ

乗り換えで降りた横浜駅、ふだんいない車両が止まってる。
急行海浜公園ネモフィラ号
651系
数年前までスーパーひたちとして上野~水戸~仙台を快走していたやつだ。
常磐線が原発事故で寸断されて、この車両も引退して、特急草津に居場所を見つけたが、せっかくの高価な交直流電車を活かしていない。
国鉄末期に開発され、高速バスに対抗して常磐線の線路も改修して、普通電車で2時間かかる上野=水戸間をおよそ1時間と劇的に進化させた功労ある車両。
あとで調べてみると、この列車は急行海浜公園ネモフィラ号として横浜~勝田を往復したらしい。
海浜公園とはひたち海浜公園のことで、毎年この時期にネモフィラが咲きほこり観光客がたくさん訪れる。
ネモフィラは一年生草本なので、花といえば放っておけば咲くイメージだが、種か苗をせっせと毎年植えているのだろう。
ネモフィラ
ネモフィラ
(国営ひたち海浜公園より)
最後の定期急行はまなすがなくなり、急行といえば臨時列車だけになってしまった。スピードを少し抑えて、料金も抑えるための急行という設定。昔は急行といえば専門の車両があり、このように特急車両が使われることはなかった。
現役を退いたが、まだまだという車両が活躍しているようで、鉄道ファンはこんなところにも感慨にふける。
少し前なら、常磐線にどうやって行くのだろうと思っただろうが、いまや上野東京ラインがあるので、このまま東海道線を進んできたのだろう。到着ホームも東海道線だし。
雰囲気がスナメリに似ている。
スナメリ