学科試験と筆記試験

問題を解いていると、学科試験と筆記試験という解答があった。
自動車の運転免許を取ったときは、指定教習所を卒業すると実技試験が免除され、学科試験を免許試験場に受けに行った。

自動車運転免許試験=学科試験+実技試験

船舶の免許は海技免状と小型船舶操縦士免許に分かれるが、いわゆる船乗りの資格である海技免状の試験科目は法律で規定している。

船舶職員及び小型船舶操縦者法

第十三条 海技試験は、船舶職員として必要な知識及び能力を有するかどうかを判定することを目的として行う。
2 海技試験は、身体検査及び学科試験とする

船舶職員及び小型船舶操縦者法施行規則
第二十三条 法第十三条第二項の規定による学科試験は、筆記試験及び口述試験の二種とする。

つまり、学科試験=筆記試験+口述試験

自動車免許にある実技試験はない。なぜなら、海技試験を受験するために乗船履歴がいるから。一番下の六級海技士(航海)受験に必要な乗船履歴は、総トン数五トン以上の船舶に二年以上。単に船舶の運航なので、何の資格も持たずに乗組員として乗船しても乗船履歴になる。上位の海技士の受験資格になると、単なる乗組員だと三年以上、船長や航海士として乗船すると一年以上などのように必要な履歴が異なる。

クルーザーを持っていて、毎日沖に出て、2年以上乗ったということを他の船舶の船長やマリーナ(係留施設)の責任者が証明すれば受験資格が得られることがあるとあった。船員学校を出れば三級海技士から受験できるので、かなり遠回りではある。