ホッピーとはなにか

いい酒いい肴

今さらながらホッピーを知らない人が多いので、簡単な紹介。
ホッピー
ホッピービバレッジより
ビールテイスト飲料で、アルコールを0.8%程度含む。
酒税法では1%未満であれば清涼飲料水として販売できるので、ホッピーはソフトドリンク扱い。
飲み方は、甲類焼酎(無味無臭に近い焼酎)を割って飲む。
一杯の焼酎に対して、ホッピー半分で割って飲む。
焼酎をおかわりして飲むと、ビールを2杯飲むより安く飲めるというしくみ。
飲食店でのホッピーは画像ではいちばん左のホッピーと黒ホッピーで、リターナル瓶(再生瓶)で容量は360ml。
家庭用に販売されているものは真ん中の黄色いラベルのもので、瓶は再生せず容量は330mlと少し少ない。
下町の酒場などでは焼酎がジョッキになみなみ注がれて提供されたり、ジョッキに半分くらい入っていることがざらで、ホッピー1本で3杯も4杯も飲む猛者もいる。
精製度の高い甲類焼酎だから、酔うわけで、ホッピーは悪酔いする、というのはここから来ている。
もともとビールの代わりに生まれたものなのに、気取った飲み物ではないが、グラスと焼酎とホッピーを冷やして(3冷という)氷を入れるなとか、うんちくをたれるようになった。
レモンやライムなどの生搾りサワー以外甘いサワーは飲みたくないし、ウーロン杯や緑茶杯はお茶があまり好きではないので飲まない。
その中ではホッピーはおいしいと思うけれど、積極的には滅多に頼まない。
テレビでは吉田類さんがホッピー好きで(どこまで好きかはわからないが)、対当の太田和彦さんは飲んでいるのを見たことがない。一緒に仕事をした写真家古賀絵里子さんは「ホッピーのなにがいいのかわからない。あれを飲むならビールを飲む」とごく自然な感想を述べていた。

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