ツアーバスの事故を受けて

またもツアーバスの悲惨な事故が起きた。
人の命の重さは同じだが、前途ある若者が犠牲になった。
石川県での事故を受けて国土交通省がバスに関しての改革を行った。
バス運賃は大幅に上がったが、一部のバス事業者の意識は変わらなかった。
現在のバスや自動車の運転システムに無理があるのだと思う。
鉄道は手を離しても、極端に言えば運転士がその場で死んでも事故には至らない。
赤信号を冒進すれば警報が鳴って非常ブレーキがかかったり、1分間なにもしないと警報が鳴り、さらに5秒間何もしないと非常ブレーキがかかるシステムもある。
自動車と鉄道の違いは、レールの上を走っている鉄道は速度超過をしないかぎり、レールに不具合がなければ脱線することはない。
ところが、自動車はハンドル操作が不可欠で、運転士のハンドルさばきに命を預けることになる。
最近やっと車線逸脱装置だの車間距離や障害物でブレーキはかかるシステムが開発されたとはいえ、大半の車両には搭載されていない。
いくら運転経験があるとはいえ、65歳のひとりの男に命を預ける方が問題あると思う。
最新の車両を導入した高速バスに乗り、乗ったら必ずシートベルト締めることが自分を守るためにできること。
それでも、トイレに立ったときに事故に遭えば大けが、命を落とすことになるかもしれない。
今回のバスツアーも、都合が悪くやめた人もいるだろうし、急遽行くことにした人もいるかもしれない。
早死にする人を目の当たりにすると、この歳までしか生きられない運命だったのか…思うしかない。