下関考古博物館と北九州空港

関門トンネルを通って下関へ,山陰本線に乗車

ワンマン列車

次の幡生(はたぶ)まで山陽本線を走り、山陰本線に入り綾羅木(あやらぎ)の次の梶栗郷台地駅で降りる。

2008年開業

もともと梶栗という駅があったが、戦後に廃駅になり、このあたりの遺跡が多く発掘されたことから駅名を変えて開業。

日本一長い営業キロの山陰本線、全線だいたいこんな感じ。帰りは違う駅から帰ることになる。

駅の反対側に出て直に公園に行かれたようだが、駅前のスーパーに寄り道したので、結果的にかなり遠回りをすることになった。

入館無料

ちょうど小学生の団体が帰るところだった。早くこないでよかった。

このあたりを綾羅木郷遺跡といい、発掘されたものなどを展示。

朝鮮半島で作られた土器とそっくりのものが九州地方北部から関西で発掘されている。交流があった証拠になった。それがこの博物館で学んだいちばんのこと。

左が朝鮮半島、右が愛媛県

このように朝鮮半島や中国のものと似たものコーナー

綾羅木川式土器を展示
そこまで興味はない

弥生と今

展示はこの程度なので(だから無料)外にある遺跡も見学

岩谷古墳

入れそうで入れない大きさ。元は墓だし、かび臭いのでやめる。

登っていいものか迷ったが、棺があるわけでもないだろうから登る

中心点

この背の高いタンポポのような花はなんだろう

鳥は珍しくもないムクドリ

葉はロゼット(地表にべったりはりついて冬を越す)タンポポより茎がかなり長い。

調べたら、ブタナというヨーロッパ原産の帰化植物。原産地では食用にもするらしい。
1933年に札幌で発見され、タンポポモドキの名前もある。

寝袋ででも泊まってみたい

新下関からでも帰れそう

ここを目指す

ゆめマート

鮮魚売り場が魅力的

山口県の日本海側、萩港水揚げ。きんたろうとは、ひめじのことで胸ビレが指のようになっていて、海底の餌を探す。ホウボウに似ている。白身で美味しい魚らしい。

ひと休みして新下関へ

途中のスーパーで甲イカのお寿司を買う

わかりにくい入口

上には山陽新幹線新下関駅。山口県は東西に長いが、そのせいか新幹線の駅も多い。
東から、広島の隣の新岩国、徳山、新山口(昔は小郡)厚狭(あさ、あとから開業)新下関。これだけあっても、一部ののぞみが新山口、さらに一部が徳山に停車する。
幡生、下関、乗り換えて門司、小倉、西小倉下車。

北九州水環境館にまた行きたい

雨の後だからなのか、魚は一匹も見られず。
井筒屋連絡通路で井筒屋へ。コノシロ酢漬けが買えた。九州はよくコノシロを食べるので行けば食べられる可能性が高い。

ホテルで荷物を受け取り、小倉駅。日豊本線に乗る。
夕方ラッシュが始まる時間に3両編成がやってきて大混雑。ばばあは思い切り割り込みするし。大きなリュックでブロック。

朽網(くさみ)駅下車

時刻は調べてきて、大体の感じをつかんだつもりだったが、なんと40分待ち。
2~3人がバスを待っていて、ひとりは缶チューハイを飲んでいる。駅の反対側にあるのだろうコンビニに行っておかわりを買ってきて飲んでいる。

バスにはベンチにいる人は誰も乗らない。
結局、バスは2本来たが、誰も乗らず。ほろ酔いのおっさんは歩いてどこかに消えていった。定刻より少し遅れて満員のバスがやってきた。北九州空港、周辺工場に勤務している人たちだろう。
乗客は私たちだけで出発。空港連絡の役はあまり果たしていないようだ。
小倉から直通の連絡バスで710円、JRでこの朽網駅でバスを乗り継ぐと700円。運賃の差より渋滞に巻き込まれないので、時刻をきちんと見てくれば鉄道乗り継ぎのほうが早い。ただ、荷物があるならやめたほうが無難。

バスは普通の停留所をいくつか通過すると、工場街に入り、左に海が見えてくる。

このように完全に埋立地で、長い橋を渡る

東横インは橋を渡ってからの島側にある。宿泊費は安かったが、ここまで交通費がかかるのと、周りにあまりにもなにもないのでやめた。夕食カレーサービスはやっている。
北九州空港に就航しているスターフライヤーが深夜・早朝便を運航していたので、その乗客を当て込んでいるのだろうか。国際空港でもあるので、チャーター便のお客目当てだろうか。

あの建物が東横イン

20分くらいで北九州空港に到着。420円は空港連絡だから仕方がないか。
かなり年配でベテラン運転士だろうに、アクセルのオンオフで速度を調整する下手くそだった。

奥に到着ロビーがある

展望台に足湯がある

足湯は100円のようだが休止していた。やっていても利用しないが。

いちばんメインであろうスペースが空き店舗

東横インはあの距離なので送迎がある
スターフライヤー
なにやら15周年おめでとうと書いてある

手荷物の預かりは1915からだというので、荷物を持って見学する。
悔しいのでもう預けないで搭乗することにする。羽田空港に到着するのが2230で、0時までにやらなければならないことがあるので、すぐに帰りたいから。

じゃあラウンジに行こう

出発ロビーのいちばん端にあるので、到着したときは利用できない。それで行きは山口宇部空港にして(初めてだし)帰りを北九州空港にした。

あらかじめ調べていたが、このロビーの売りは飲み物がペットボトルや缶で提供されるものがあり、過去にはゼリー飲料があったこともあるそうだ。

トマトジュース有塩がおいしい。タバスコを入れるともっとおいしい。どこかの空港にトマトジュースの横にタバスコが置いてあった。

お菓子がおいてある

コーヒーは基本2種類だけ。

結構な時間休ませていただいてありがたい。
搭乗口はすぐ近くなので搭乗5分前で余裕。なんなら案内があってからでもいいが、案内放送が入らない。

直前に変更できた15AC座席

前の席までこれくらい遠いというアピール。

飛行機といえばオーディオサービスがあったが、あれはいつのまにか廃止になって、お手持ちのスマートフォンでお楽しみ下さいスタイルに変更されたらしい。イヤホンをさしても何も聴こえない。やってないんだから。

夜景を見ながら飽きずに羽田に帰る

たぶん大阪湾

羽田空港に定刻に到着し、荷物を預けてないので足早で京急のホームへ

羽田空港は東京方面は快特もあるが、横浜方面はすべてエアポート急行かと思ったら、なんと特急。神奈川新町前行くか迷ったが、急いでいるので川崎で下車。
川崎からはまったく抜かれなかったので、新町まで行かずによかった。

調べるともう少し遅い電車に、特急逗子・葉山行きがあるようだ。

今回の旅のいちばんおもしろかったのは、関釜フェリー。やっぱり上級客室で部屋にトイレがあること、個室であることは気が休まった。

門司港観光と九州鉄道記念館

小倉から門司港行きに乗車。終点門司港で降りる。
駅からすぐのところに九州鉄道記念館がある。

入場料の割引案内を見ると、JRのおかえりのきっぷで2割引(60円引き)

それなら駅で買ってこようということで、先に門司港に行く

旧門司税関

税関の資料館は横浜にもあって、一通り展示を見たことがある。内容はよく似ていて、税関の役割、押収品などの展示だった。

麻薬や拳銃の持ち込み
日本に持ち込めないもの
模造品

奥にフルーツパーラーのようなお店がある。店頭で果物を売っていたが、思いがけず安かった。

税関に関心がなければあまりおもしろくない展示。

外観

12月に来たときも撮影した、北九州市内電車。昭和12年製(父と同じ年)

ワンマン化改造されている
なぜか反対側が傷んでいる

前回行きそびれた、門司港電気通信レトロ館

NTT西日本が運営
歴代の電話が並ぶ
うちにあった
歴代公衆電話
これは知らない
よく覚えている
バイトをしていたプールにあった

ピンク電話と公衆電話は、交換局から課金信号が送られて、それを受信すると10円落ちるしくみだった。だから電話料金が上がっても下がっても電話機は何もせずに対応できる。

あまり普及しなかった

実際に動く交換機

おねえさん(40代くらい)が使い方を教えてくれた。昔、逓信総合博物館(東京大手町)で見たこと、遊んだことがある。

いまは緑のタイプに変わっている

さぞかしボロ儲けをしたであろう携帯電話もある

刑事ドラマで出てきたポケットベル。のちに文字が送れるようになり、女子高生が持つようになる。

開業したときに持っていたPHS。PHSでも最初は5万円近くかかった。
高くかかった割に、最初は全然つながらず。自宅で使えずがっかり。

電話工事の人が持っていたやつ

なかなか充実した。東京にはもっとたくさん展示してあるNTT技術史料館を紹介してもらった。

栄町銀天街

眠らない商店街というコンセプトで、このあたりの名物を冷凍販売している酒店。

暫くの間が20年以上経っているらしい。
人通りは少ないが、少し活気がある商店街。

今日の本命、九州鉄道記念館へ

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

金網があるので、撮影が難しい

幕が破れてしまっている

運転席には入ることができて、機器が動かせる

EF30
ED76

すぐとなりに線路があり、小倉総合車両センター 門司港車両派出の車両が見える

813系

右がオリジナルで、左のように改造された。デコが広くなった。

大宮にある鉄道博物館と同じようなミニ車両が走る。300円で運転することができる。
JR九州らしい車両だが、今日はこれだけ。

明治時代の車両、形式不明
運転シミュレーター

運転区間を鹿児島本線の門司港―折尾間に拡大し、プロフェッショナル・ノーマル・ビギナーの3モード、一回100円。

新八代駅の模型がある。この頃、父を連れて九州旅行をしたときに、新八代駅前の東横インに宿泊したことがあったが、駅が開業したばかりでコンビニもなく、なにか食べたい人は駅のうどん屋しかないという状況だった。実際に、ホテルのフロントでも駅の中のうどん屋さんしかと案内していた。いまはコンビニくらいはできている。

今見ても飲食店はなかった。不便なところは夕食カレーサービスをしているが、やっぱりやっていた。
thttps://www.toyoko-inn.com/search/detail/00155/service/breakfast

操作方法はよくわからないが、タブレット交換に使う駅にある機械。金属の丸い切れ込みのはいったものを入れて、ガチャンとやるとチンチンとベルがなって、どうにかなる。簡単にいうと、それがないとポイントが切り替わらない、信号が青にならない。つまり、単線区間に一本の列車しか入れないようになる。いまは電子的に処理して一本しか入れないようになっている。

列車の位置などを知らせる情報盤が縦に展示してあった。見にくい。

自販機スペースに787系ビュッフェにあったテーブル

787系のビュッフェは廃止され、普通車に改造されている。宮崎に行ったときに自由席になっているので乗車した。足元が広くて快適。

鉄道模型ジオラマの運転時刻になった

時間を少しすぎるとおねえさんがやってきて、ジオラマのある部屋の鍵を開けて案内をすると、なにやらボタンを押して部屋を出てきてしまった。完全自動運転らしい。
コンセプトはJR九州で、博多を中心に鹿児島中央駅、肥薩線などをその路線に対応した列車が走る。九州新幹線ももちろん走る。

鹿児島中央駅
吉野ヶ里遺跡(たぶん)
博多駅

鉄道模型ジオラマといえば、ポイントを切り替えたり、速度を調整したりしていたが、なにもない。自動化されてボタンしかない。

肥薩線ループ線

なかなか充実してよかった。運転開始のアナウンスもないので、終わった頃に子連れがやってきた。うるさくなくてよかった。

最後に屋外の展示車両に行こう
目玉車両はこれ581系。世界初の昼行夜行寝台列車。昼間は特急、夜は寝台列車として24時間使おうと計画された車両。

新製したような字幕
581系下段

下段は寝台幅が広いので、中段・上段より1000円高かった。

座席セット時

座席は特急なのに向かい合わせ、リクライニングもせず。昼間の特急車両としてはハズレ車両。このスペースにベッドが三段セットされるのは圧巻。

近郊形改造された車両だった!

715系らしい。
寝台特急列車だった車両を近郊形に改造したという、歴史に残るような魔改造。普通列車なのにトイレが2つあったり(1つはたしか使用せず)出入り口が2つしかないので遅延が発生してしまい、地元では必ずしも人気はなかった。

Wikipediaより

左の先頭車を活かした改造をしたものを、また元の寝台特急に復元したが、車内はそのままだった。それはそれでおもしろい。右は不足した先頭車を作り出した食パンのような顔の車両。

完全に書き換えた跡がある。

もう一両の寝台特急車両14系

長崎大学の受験のときに乗ったことがある。夕方17時頃出て長崎に昼前に着くというのんびりぶり。
車内には入れず。

クハ481-603

一時期真っ赤に塗られていたはず。

簡易リクライニングシート

キハ07-41


戦前の代表的な機械式(クラッチで変速する方式)気動車で、連結運転の時は双方の運転士が合図しながら走っていました。昭和27年にガソリンエンジンをディーゼルエンジンに変更。
この車両は昭和32年に豊後森機関区に配置され、宮原線で使用されました。昭和44年に引退となり豊後森機関区や大分運転所で大切に保管されていました。戦前に製造された同型車で原形を保っているのはこの車両だけです。(九州鉄道記念館より)

バスのようなシフトレバーがある

北九州電化で使用する交流電気機関車として登場。暖房用ボイラーを載せているため、車長が長く中央に動力の伝わらない中間台車があるのが特徴です。
暖房が蒸気から電気に変わり、ボイラーも不要となったため、旅客用に限定する必要もなくなり晩年は貨物列車にも使用されていました。この車両は試作機関車で他の同型機とは若干趣が異なっていますが、九州初の交流電気機関車として北九州市門司区の老松公園に保存されていました。(九州鉄道記念館より)

関門トンネル専用に配属されたが、晩年は全国に行き最終的には身延線、飯田線などに転属して1983年に廃車になった。

C59-1

SLはあまり興味がないので乗りに行くことがない。だいたい、SLに乗れるのではなくSLが牽引する車両に乗ることができるだけで、いちばん前にでも乗らないとSLが牽引している実感はできない。なにもわからない小さな子どもを乗せて喜んでいる親が多いし。

他のJRの大々的な博物館に比べると見劣りするが、なかなか楽しかった。車内に入れればもっとよかったのだが。

帰りは平日一日一本の遠賀川(おんががわ)行き

LED式の方向幕(幕ではないが)はシャッター速度を落とさないと↓こうなる。これで60分の1くらい。

高速で点滅しているから

座席を減らしたオールクロスシート。

日田彦山線だろうか。
小倉駅を一駅乗り越して、西小倉駅で降りて地域クーポン券でスニーカーを買って帰る。

下関から山陽オート

明るくなって目が覚める。
いまどこだろう。
窓際に持って行って地図アプリを起動。

カタカタなにかぶつかる音がしてうるさい。夜はしなかったのでよかったが、眠れない。面倒だったが外に出た。

救命浮環(浮き輪)がカタカタ音を立てていた。少し動かすとしなくなってので、船室に戻る。やっぱりあれが原因だった。しばらくするとまたカタカタ言い出した。

船室のカレンダー

自社ではなくBNK釜山銀行のカレンダー。日本のカレンダーに似ている。
違うのは祝日。ゴールデンウイークがない、5/27のお釈迦様の誕生日が祝日。

下船は745だが、7時前に到着。スマホのアラームは鳴らず、慌てる。
今回はインターホンが鳴って、鍵を返せと。
みんなさっさと下船している。韓国の人はせっかちな気がする。
ただいま最後の下船をしていますとアナウンス。またも最後に下船。

ここで入国、いちばん右が日本人で人数が少ないが、一人しか係員がいないので同じ。
続いて税関。行商のおばちゃんや仕事人は丁寧に対応されていた。観光客は税関に申告するものはありませんね、で終わり。肉のごはんも食べきったし問題ない。

韓国は入国のときにシールを貼って、出国のときは見るだけ。
KANMON

JR下関駅のイオン銀行で速攻キャッシングを返済しよう、と向かう。
駅前のシーモールのマックスバリュは開店していたが、ATMは一階にあるので使えないと。イオン銀行の案内が間違っている。小倉駅で返済することにして、JR山陽本線に乗車。

幡生(はたぶ)、長府、新下関、小月、埴生(はぶ)しか乗らないのに510円。

快適クロスシート。ただ、窓は非常に汚くて残念。26分乗車して到着。

駅前から通路を歩く

受付で荷物を預かってもらう。

暴力団が目をつけるほどのうまみはもうない。ノミ行為はインターネット投票ができるようになって、ほぼ絶滅。

建物がすごくわかりづらい構造。ものすごく廃れていて、当日のファンの皆様も想定以上に少ない。建物の5分の1くらいしか使っていないイメージ。

山陽食堂は一階に移転したのか、二店舗がひとつになったかは不明。

社会福祉協議会の食堂はコロナ禍で閉店したらしい。ここはそれより前に閉店しているような…
まるで廃墟

また新しい言葉を発見

ゴルフなどでにぎるというと、金銭を賭けることで、ノミ行為とほぼ同じ。
ノミ行為はノミ屋が勝手に投票券を販売すること。レース場に行かれないので、電話で購入を依頼して的中すると支払いを受ける。月末(または約束の日)に怖い人が集金にやってくるしくみ。レース場でノミ屋から購入するメリットは、配当が少し多かった、先に席を取っておいた有料席をあてがうなど。手持ちがなくても買えた可能性もある。
これだけお客が少なくなった今は、そのビジネスモデルは成り立たない。

これも同じ

受付でビール購入券をもらう。ひとり1枚といっても、身分証明書を出すわけでもないし、飲まない人の分をもらうこともできるし、あまり意味がない。
大きな目的は飲酒運転をさせないことだが、施主がうちは対策していますよとアピールだけしているような。
公営レースによって大きく違って、更に場によって大きく違う。競輪がいちばんゆるく、おつまみ重視で売っていて、いくらでも飲める感じ。ボートは桐生などは観覧席で一杯だけという制限をしている。

オートレースはおもしろいが、当たらない。配当が高めになるのは当たらないから。
施設は古くてかえっておもしろい。ツバメが場内にたくさん巣をつくっていて、飛び回っていた。当然床はフンだらけ。
いつなくなってもおかしくない状態。

すべてのレースが終わり(取り戻せなかったから)JRの駅に向かったが、向かったのはほんの5~6人というのも驚き。
ただ、売上は近年伸びているらしいので、しばらくは安泰そう。いつか無観客レース場になる可能性も否定できない。

おけらになって帰る

埴生駅

下関で乗り換え、小倉で下車。
荷物が重いじゃないか。

昼は福泉博物館、夜はフェリーで帰る

雨の予想だが、福泉(ポクチョン)博物館へ行く。
4号線東萊駅からバス。

インバータ制御ではないの古めの車両と、インバータ制御の最新車両があるようだ。

乗るときにカードをタッチ、降りるときにもタッチする。
このバスはマウルバスというもので、地域と地域を結ぶ日本でいうコミュニティバスのようなものなので、基本的には地元の衆のため。アナウンスが韓国語だけで、英語も日本語も流れないので、降りる停留所がいくつめの何という停留所名かわからないと難しい。

入館は無料。特別展、釜山の100年(たぶん)はハングルだけで英語もなかったので、諦めた。
ここは遺跡が発掘された場所で、それを記念して建てられたイメージ。

ご親切に日本語の解説があるが、すべてのものに解説があるわけではない。
特に映像のものは韓国語だけなので意味が全くわからない。

下関考古博物館で朝鮮や中国の影響を受けた土器があるとあったが、こちらにもその記載がある。

かっこうが日本と違う

記念撮影コーナー

頭が大きく入らない
のってはいけない、なぜあるか

日曜日はスーパーの大半が休みなので困る。
結局、ホテルから釜山へ向かったところで偶然発見。

早めにフェリーターミナルに行く

あれに乗る

釜山港出港は21時だが、手続き時間は13~1730とかなり早め。
下関港で帰りの乗船券をもらっていたが、だめで元々、部屋の変更をお願いしてみた。
下関港では、ベットのお部屋でご用意しているのですが…
どうしてもだめですかと食い下がればいけそうだったが、控えておいた。
釜山の女性は優しくあっさり変更してくれた。
ところが、帰りの分として別にとっておいた19400ウォンは一人分ということで(あたりまえだ)38800ウォン請求されて慌てる。なんとか足りたが、足りなければ両替する必要ができてしまった。

国際観光旅客税(海外に行くのは金持ちだから出せ)という意味不明なボッタクリ税金がないので、少し安い。

漢字は日本ではないし韓国なのだろうか。1等なのだがなぜか2等B

韓室という3名部屋に変更してもらった。2名で利用の場合の貸切料金は必要ない。
ベットのお部屋ではないですがいいですかと聞かれ、もちろんいいですと。

しばらくうろうろしたり、席でビールを飲んで待つ。
きれいなところなので、なんの苦もない。乗船は1815からだったか…

コンセントを変換するやつ。どうして日本人が購入できないのか、必要もないが不思議。

携帯充電器

お忘れ物保管コーナー

スーツケースは捨てていったんじゃ…

出国の時間になった。荷物検査を受けて、パスポートを検査して問題なく出国すると、下関とは比較にならない免税店。
ジェット船で1時間10分の対馬に行くときも利用できるのだから、その時の方が若い人も多く活気があるのだろう。

積極的に話しかけてくる、もちろん日本語

免税品の受取コーナーもある

誰も利用していなかった

見てるだけ~という人が多い

しばらく待って乗船

ベットの部屋と同じシャワー・トイレつき

おもしろいのは、トイレが真空式。鉄道や飛行機のようにシュージュボ!と吸い込まれていく。まあ、これも船で乗り物だし。

ふとんと救命胴衣。3名定員の部屋なのに、タオル(ぞうきんみたいな使い回し)布団やコーヒー、お茶のティーバックは4名分。

こんな感じの部屋で、くつろぐにはベットの部屋よりいい感じ。

二人ならけっこう広く感じる。ふとんを先にしこうとすると、マットレスが激薄。4枚あるので2枚使おう。そして、敷ふとんの幅の狭いこと。こんな狭いふとん見たことない。
いや、見たことある。棺桶に入れるふとんがこんな大きさだった。

テレビのチャンネルのひとつに、ずっと救命設備の説明をしているビデオがある。大々的な訓練のときの映像もエンドレスで流れている。韓国には苦いフェリー事故があったせいもあるだろう。

タンスに書いてある文字が気になる

私の名前は裸です

出港まで2時間以上あるので、お風呂にも入り外に出る。
お風呂はけっこうぼろく、湯船でお尻をつくとタイルのはがれた破片のようなものがたくさんある。

公式サイトに釜山からの紹介ビデオがあった

船内の散策から

船内を芸術的に演出しているとあって、昔の関釜フェリーの写真などを貼り出している。

行商のおばちゃん、おもにたちの2等船室。昔は週に数回往復していたくらいらしい。こういう慣れた人はさっさと休む。

狂牛病、豚コレラ、鳥インフルエンザすべての肉が対象。牛肉の入ったおにぎりもだめだと書いてあった。実際は検査しないので、持ち込めないこともない(犯罪)

二等船室は昔ながらなので、顔のところのついたてなども何もない。

外に出る

後ろについていたフェリーはニューかめりあ、福岡博多行きだ。
約10800トンなので少し大きい。新しいので向こうのほうが快適そう。
ただ、一隻しかないので、博多を昼に出て釜山に夕方着いて、夜折り返して博多に朝着くダイヤ。関釜フェリーのほうが休める時間が長い。

出港すると甲板に人が出てきた。
釜山港大橋(부산항대교)をくぐる。東海汽船が竹芝桟橋を出てレインボーブリッジをくぐるのとよく似ている。

この雰囲気が味わえるのがフェリーの旅の醍醐味。

韓国の船だとまた実感

部屋に戻って晩酌タイム!

地下鉄で海雲台(ヘウンデ)に行く

23階建てのホテルで、エレベーターが3台ある

偶数階しか止まらない。階段は使えないので移動に時間がかかる。気が付かない人も多く、押してもランプがついて指を離すと消える。泊まっているのは11階、朝食は2階。

ふと気がついたが、釜山のホテルなのだから、泊まっているのはほぼ釜山の人ではない。ソウルの人でもない感じ。すごいかっこうの人もいる。部屋着で来ている若い女性もいる。フェリーの中でパジャマの若い女性がたくさんいたのは驚いたがうれしかった。

バイキングスタイルでおかずを一通りとった感じ

牛肉がおいしい。ごはんはいまいち。豆腐、エリンギ、キムチなど。キムチはけっこうおいしい。味噌汁ではなく澄んだスープ。缶詰のようなフルーツミックス、シリアルもあった。コーヒーは一回一回ドリップするやつなので時間がかかる。
このあたりは日本の東横インより上。おかずの多さも店舗によるが、日本の東横インより上だった。ごはんもおかわりして、しっかり食べる。
韓国の人はパンが好きらしく、パンを食べている人が多い。おかずはこれだから、これでパンを食べるか、ジャムで食べていた。周りの人を見ると面白い。
少し太った女性ほど、ちょっぴりしか持ってきていないのも面白い。

東横イン公式さいとより
東横イン公式サイトより

東横インはフランチャイズなので、ここの経営者はおそらく韓国の人。日本のマニュアルや指導はあるだろうが、共通点はないのが当然。

地下鉄駅でチャージして出発

途中で一度乗り換えて、小一時間かかる。硬いシートに薄い布がかけられている感じなので日本にはない形態でおしりが痛い。

主要駅に着くと日本語のアナウンスも流れる。

海雲台(ヘウンデ)駅到着
韓国語ではヘウンテに近い。

今日(5月27日)は灌仏会(かんぶつえ)の祝日で、お釈迦様の誕生日ということらしい。韓国はクリスチャンも多いが、仏教徒も多いということだ。日本は花祭りの日は祝日になっていないのに。

雨が降っても大丈夫なのだろうか。大丈夫ではなさそう。

欧米人がたくさんいる。韓国有数のリゾート地で、2030年の万博誘致でホテル建設をしているのか、すごい状況になっている。

昔からの商店街というか、観光客相手の店通り

ヌタウナギを出しているお店が多く、店頭に水槽があるお店が多い。
名前にウナギがついているものの、ウナギとはほど遠い生物で、定義的には魚でもない。ヤツメウナギが近い。生命力が強く頭や内蔵を失ってもしばらく生きられるらしい。ぶつ切りにして焼いて、コチュジャン味にするようだ。塩焼きもある。日本でもとれるが、食べるのはほぼ韓国だけなので、それほどおいしくもなさそう。
価格は一匹2000円くらい。

Wikipediaより

この味付けは、なんでも食べられそう。

価格はわからない

油で揚げ焼きしていて、ドーナツのようなもので、行列ができていた。
ずるずるっと長いスカートをはいた女性が日本人とわかる。

近くにスーパーがあるようなので行く。

横浜でなくてもJOINUSがあった。造語だと思うのだけれど…

さすが養殖地として日本にも輸出しているだけあって、安い。これで1000円くらい。
食べたかったが、ホテルではどうにもできない。

どうみてもきのこの山
チョコソングだった
どうみても

どうみてもあれなのに、Rがついてる…盗人猛々しい

これはこっちが本国だ。

帰りは近道に見える路線で帰ろう

あとで後悔することになる

すげー離れてた

京葉線の東京駅の乗り換えといい勝負だった。

そしてこれは釜山地下鉄ではなく、KORAIL(鉄道公社)だった。
よって、初乗り運賃を取られることをあとで知る。
本数が少なく、やっと座れたが、外を走るのでそれは楽しい。

楽しい晩酌の時間

テレビは日本の地方局とうらはら、すごく多い。

碁をずっと打っているチャンネルがあった。そういえば、万波奈穂三段をツアーに誘ったときに棋院を見たら、すごく強い人に韓国人の名前があったのを思い出した。

日本にはあまりないペットボトルのビール。あまりおいしくないビールを排除したら、あまり知らないこれになった。まあまあの味だったが、国内生産の体制がととのったということで、日本に輸出されることがわかった。眞露がセブンイレブンで販売するらしい。

日本ではこのビールでソジュ(焼酎)で割って飲むという飲み方も提唱したいらしい。ホッピーじゃあるまいし、このコンセプトは失敗すると思う。日本のビールと同じ価格なら、日本のビールを飲む味。単に飲み慣れているという問題ではなく、日本のビールのレベルに達していないという意味。韓国国内で飲めば日本より税金が安いので、純粋に安い。350ml缶ビールなら100円ちょっと。
今夜は少し安いマッコリと、ビールをたっぷり飲んで満足。

釜山に着いて甘川文化村

目覚めると6時30分。下船は8時なのであと90分あると思ったら、もう接岸している。
ボーディングブリッジは船に着いておらず、固く閉ざされている。入国審査官などの問題で8時からなのだろう。
いますぐ鍵を返せと言われる。下船してしまって持っていかれると厄介なのだろう。

下船すると長い通路を渡り、入国へ

入国審査でメガネをとってとジェスチャーされて(色つきメガネだから)荷物検査を受けて、無事開放。

またあさって会いましょう
比田勝は対馬

対馬に向けて出港して行った

対馬航路はかなりの人気で大盛況らしい。対馬の街も韓国人しかいないと言われるほど。

ひと休みしたら、キャッシングを受けよう。事前のネット記事では釜山港では国内(韓国)発行のものしかキャッシングできないとあった。

キャッシサビース

ATMは日本語表示ができるが、最後に通信エラーと出る。他の機械でお試し下さいと。
一台しかないんだよ。そしてすぐ横に両替コーナーがある。
こうなったら意地でも両替しない。3000ウォンはあるし、釜山駅には歩いて行かれるから。

釜山駅まで屋根付き通路で行かれるようになっていた

向こうにターミナルが見える

2030年の万博誘致に向けて工事中なのか

釜山駅
知らない車両

ATMの場所を聞く。ATMマシーンと言っていた。あのモニターの裏側に4台あると。
4台すべて使えなかった。正確にいうと、日本発行のクレジットカードではキャッシングできなかった。あとでわかったが、VISAならできた可能性がある。JCBとアメックスでためしたができない。

外に出て見渡すと、すぐのところにBANKの文字。
早速ATMに入れてみると、ICカードを読み込み中から数分出てこない。入口にいたセキュリティの女性を呼ぶと、暗証番号を入れろという画面に変わっている。
すると、この機械はだめだ、となりにしろと言う(in English)
となりのATMはinternational というボタンがあった。画面で判断しないといけないらしい。

VISAオンリーといわれたが、アメックスを渡すとやっぱりできない。
仕方なく、イオンカードを入れると、たった50000ウォン(5000円)キャッシングにATM手数料が3600ウォン(360円)もかかる。それも仕方ない。
そして、あとでわかるがイオンカードはATM手数料110円(1万円以上なら220円)二重取りする。

そして、これもあとでわかるが、イオンカードのキャッシングはすべてリボ払いになる。それも3000円くらい毎月返済というふざけた設定。

よく考えると、帰りの船で燃油チャージと税などで19400ウオン残しておかなければいけない。ということは、残り3000円くらい。クレジットカード払いが日本は18%に対して75%の国だし、鉄道やバスも安めなのでなんとかなるだろう。ならなければまたキャッシングすればいいと。

あとでわかるが、19400ウォンはひとりであって、帰りのフェリーターミナルで38600ウォンといわれて慌てることになる。

ホテルまで10分強歩く。

東横イン釜山中央駅

東横イン釜山2時代

このホテルはもともと釜山駅2という名前で、韓国第一号の東横イン。
駅前に釜山駅が開業し、釜山駅1と釜山駅2だったが、釜山駅2は中央駅が近いことから釜山中央駅に。といっても地下鉄の駅の17番出口から5分近くかかる。

荷物を預けて甘川文化村を目指す。以前購入して温存してあった韓国の交通ICカードのT-moneyカードにチャージをする。残高はFerica対応スマホであればアプリを入れれば読み取れる。

履歴がこれしか出ないのが不便。
コンビニでもできるらしいが、その際はレジで言わなければいけないので、地下鉄の駅でチャージすることにする。機械は日本語表示に切り替えられるので、問題なくできる。最後に領収書を発行するか聞かれるが、印刷実行は中国語になってしまう。

甘川文化村(カムチョンムドンムナマウル부산 감천문화마을)

行きは最寄りバス停から歩く。便利なのはチャガルチ市場からのマイクロバスだと、文化村の入口まで行かれる。

右側通行が気持ち悪い。バスの入口も反対だし。鏡の国に来たみたいだ。
昭和のバスのようにアクセルを踏んで引っ張るし、みんな停車前に出口まで行く。

バス停を降りると、来たことを後悔するようなすごい急坂

道路工事をしていて写真がない。10分くらい登ると入口に着いた。

鑑定小学校公営駐車場と書いてあるそうだ。この小学校は廃校になっている。

あとでわかったが、T-moneyカードで地下鉄に乗ってその後このバスに乗ると、このバスは無料だった。あんな坂道を登ることはなかった。

地図が販売されていて、スタンプラリーのようなことをすると、絵葉書をもらえるらしい。もちろん参加しない。

どこのスーパーでも売っていた黄色のメロンみたいなものを売っていた。日本ではうさんくさいシーンだが韓国ではどうなのだろう。

北から移住してきた人たちが集まって住んでいたところらしい。そこに学生などが町おこしのように芸術とからめて成功させた。他にもいくつかある。

灯台をモチーフ

ところどころにフォトスポットがあり、イースター映えを狙った女子がたくさんいる。日本と違うのはミラーレス一眼を持っている女子が少ないこと。

星の王子さまと一緒に撮影

救急車

古い町並みに色を付けたものと、古い住居を利用した新しい若者向けの店が共存している。

実は犬のうんこが結構な頻度で落ちていて、ハエが飛び回っている。ところどころ変な匂いはするし、路地はそんな感じ。

元銭湯だったコミュニティセンター

番台のオモニ
お湯がないのに入っている

上の階には事務所、宿泊施設、屋上がある

一通り見たので帰る。帰りはマイロバスでチャガルチ市場に行こう。

以前のバス停

元々座席が少ない上に混んでいるので座れない。すごい坂道を猛スピードで降りていく。あの運転は日本なら完全に投稿されて炎上するレベル。韓国の車のマナーというか運転の仕方はひどい。交通事故死者数が4分の1になるまで29年かかったのは日本の34年に比べて早いが、それでも交通事故発生率はOECD中ワースト一位。あの運転では事故が起こらないほうが不思議。バスの中で高齢者が転倒するなど、車内事故もたくさん起きていると思う。
これだけでも、韓国に行くのを控えようと思うくらい。

チャガルチ市場は興味深い魚がたくさん

エイが干してある

たくさん穫れるのだろうが、エイが好きなのだろうか。世界三大臭い食べ物のホンオ・フェもエイを発酵させたものだ。ホンオがエイ、フェは生(刺身)だ。

おいしいだろうなあ、と思うものと不思議に思うものが織りなす。

日本でいう豆もやしばかりを売っている。日本に来たら、ちょっぴりしか入っていなくて高いなあと思うだろう。そういえば、もやしのスープという料理があり、東横インの朝食のスープの具ももやしだけだった。

左から、外洋イカ、国産イカ、エビの山と書いてあるような。

タチウオを干している。赤札には、干した魚冷蔵庫にありますと書いてある。

イシモチとタイかな
ほとんどわからず

どこもタチウオだらけ。イシモチ、タチウオ、コノシロが好きなのだろうか。

やっぱりホヤも食べるらしい

どうみてもトラフグだけど、誰がさばくのだろう。怖いなあ。

少し違うところに野菜、キムチ専門店などもある。

ロッテ百貨店光復店に行こう

バスレーンが中央にある

この交差点で乗用車とタクシーがぶつかっていた。言い合ってる感じ。

音楽に合わせて、天井からの水と噴水で表現される。10分くらい続きけっこう長め。

屋上は展望台になっていて、有料でもいいくらい

橋の向こうは影島、蓬莱山が見える。影島は橋二つでつながっていて、突端には岬が名所になり、別なところには韓国海洋大学校や国立海洋博物館があるようだ。

反対側にも行ってみよう。かなり広く、遠回りしないと行かれない。

乗ってきた関釜フェリーが見える
釜山ダイヤモンドタワー
パンスターフェリーの会社だ

そうか、ここは日本じゃないんだったな。

乗ったことのあるオレンジフェリーだ!

四国開発フェリーが運航していて、大阪南港と東予港(愛媛県西条市)を結んでいた。2018年に運航を終了し、釜山にやってきたが、気になる記載がWikipediaにある。

>船体両サイドの「かもめマーク」は買主がデザイン上の理由から残しているが、オレンジフェリー側は同社との混同を避けるために「かもめのカラーを1色に変更する」ことを要請しているという。

カモメだったのか…単なるカーブだと思っていた。

Wikipediaより

全然塗り替えた様子はない。
反対にオレンジフェリーを宣伝してもらっていると思えばいいのでは。これを見てオレンジフェリーとわかる人のほうが少ないわけだし。

300円くらい

無添加生マッコリがあった。これはおそらく日本では買えない。
他のものに入っている人工甘味料アスパルテームが入っていないそうで、とてもおいしかった。ラベルに何が書いてあるのだろう、翻訳してもわけが分からなかった。

アルコール度数が6%程度なので、全部飲んでも大して酔わない。
そこそこ眠れたものの、やはりフェリーで来た日なので早めに休む。

トイレの博物館のあとは船での出入国

ホテルから歩いていかれるフェリー乗り場に行ってみよう

さんふらわあが就航していたが、いまは石崎汽船が就航。小倉、松山発ともに2155発500着で、700まで船内で休憩できる。

夜まで開かない
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

約4200トンなので東海汽船の船より小さいが、瀬戸内海を航行するのでそれほど揺れないだろう。
運賃は高めで、二等(雑魚寝)は10200円で二等寝台が12000円(繁忙期は900円増)
東京九州フェリーが横須賀~新門司が二等寝台で12000円と同じ。距離は6倍以上ある。

夕方までに下関港に行けばいいので小倉にあるTOTOミュージアムに行ってみよう。

徒歩30分なら余裕で歩ける。

1階はショールーム、2階がミュージアム

TOTOとはもとの東洋陶器であり、財閥であった森村グループのひとつであり、スパークプラグを作る会社、ノリタケのように食器を作る会社に分かれていった。食器と便器を作る会社というのもイメージがよくないよなあ。

もちろん便器もある。1927年に初めて発売した洋式便器。
創業者がヨーロッパに視察に行き、これからは洋式便器が普及すると読んで帰国して事業を起こした。

初代ウォシュレット

ちょっとした図書コーナーには、SDG’sやトイレ、建築関連の書籍が。

おしっこちょっぴりもれたろう、というこれから深刻になる話の絵本が面白かった。

Amazonより

内容紹介ページ

町田忍さんの本もあった

すべては読めなかったが、銭湯について学問的にも解説してあった。
数冊読んで、しばらくいてしまった。

トイレバイクNEO

実際に走行して1400kmも走ったそうだ。取材に行った記事があった。

1,400kmを走破した「TOTO トイレバイク ネオ」

精巧に作られたミニチュアは、ショールームがなかった時代のお客様への説明に使われたらしい。

すらっと便器が並ぶ
歴代便座

うちにあったものを発見

7万円くらいした記憶
男性がお世話になってるやつ

便器だけでなく、水回り全般

赤坂迎賓館
ホームセンターみたいな光景

海外展開

中国

ヨーロッパに行くと、便器が四角くなって小さくなるイメージ。

小さめのミュージアムショップ

たしか1650円だったか、洋式便器のミニチュアがあって、係のお姉さんが「こうして植物を植えたり、女性ならアクセサリーを入れたりするんです」
トイレにアクセサリー入れてうれしいかなあ…

鍋敷きとコースターと両用のなにかを購入。

330円也

なかなかの充実ぶりで、数時間はいられる内容。満足。

次は北九州市立水環境館へ。水道関連の施設かな。

TOTOの創業の地で本社はあるし、巨大な工場の横をずっと歩く。

地下街に行くような階段を降りる。なぜ地下なのか入るとわかる。

コーヒーなど数種類の飲み物がたのめて飲める。

川の中がガラス張り(アクリルだが)で見える!

スズキの幼魚だろうか

クロダイ(チヌ)がやってきた。この他、フジツボが餌をとっていたり、ヤドカリがあるいていて意外に見てて飽きない。水族館のように飼育されている魚ではないのが興味深い。

この紫川は昭和の高度経済成長のときに非常に汚れていて、魚が住める環境ではなかったそうだ。今でもそれほどきれいではないが、魚が住める程度には浄化されている。

カエルや亀、それほどめずらしくない生物が展示。

アオダイショウのヘビ弁当

おもしろい通路発見

従業員が通る井筒屋デパートの入口に直結。こちらかは行くが、向こうからは来られないイメージ。
ホテルに預けた荷物を受け取り、下関港に向かう。
小倉からは門司、終点下関の順に停車。

下関港国際ターミナルは下関駅直結(傘はいる)

ターミナル内はごった返していてびっくり。
9割以上が韓国人、ここは既に韓国。

出港は1945だが乗船手続きは1500~1800、乗船は1830より。
18時すぎから並び始めた。窓口は閉まっていたので遅れてくると乗れない。

下関市が補助を出しているキャンペーン価格。1等が往復4500円、特等が往復9000円だった。これに燃油チャージ1500円、旅客サービス施設使用料620円、国際観光旅客税1000円(海外に行く日本人全員に課される税)合計3120円と乗船料より高くなった。

この他、健康状態調査表、韓国での入国申告書を書くが、宿泊先を正確に書かなければならず、英語か韓国語なのでなかなか苦労する。

昔はここで炊飯器などの家電を売っていて、行商のおばさんらしき人が山積みになった炊飯器を台車で押していた。見たことのないメーカーのクッキーとかせんべいが売っていて、森永ミルクキャラメルが飛ぶように売れていた。

順序よく並びましょう

割り込みする輩がいるから書いてあるのだろう。

検疫は帰りなので素通り

振り返る

スタンプを押されて出国
結局、荷物検査はなかった。韓国側ではするのでいいのだろう。持ち込ませない、ということが重要なのだろう。

ここからはすぐに乗船できる。
一応、免税店はあるが誰も利用していない。

いよいよ乗船!

フロントで鍵を受け取る。おねえさんはもちろん日本語ペラペラ。

小さなイスがあった

シャワーとトイレ、洗面台が完備する。シャワーは大浴場があるのでなくてもいいが、トイレはかなりありがたい。20年以上経った古い船だからかメインテナンス不足なのか、ドブの臭いがしてしまう。扉をギーっと閉めれば匂わなくなるのでよかった。

レストランは休止していることが事前にわかっていたので、おつまみ類を持ち込む。
ビールは免税のはずなので、買ってこなかった。

免税価格じゃないじゃないか!免税品のはずなのに。仕方なく一本買うと常温。
中国では常温のビールは珍しくないので、韓国もそういうものかと諦める。

ところ、帰るときの画像

帰国時の画像

一缶ずつお取り下さい、故障としか書いていないので、冷えないのが故障なのかはわからず。

仕方ないのでコンビニに行ってみる。ウォンで支払いだが、円でも可能と書いてある。
100円→90ウォン かなり悪いレートだ。

500mlビールが2800ウォンだから、311円だったので韓国の値段ではなく日本の価格すればまあまあ。韓国なら150円くらい。

焼酎はなにが書いてあるのだろう、翻訳してみよう

おいしくない焼酎も購入。テレビは既に韓国だった。下関で韓国のテレビを買えば写るのだろうか。

使いにくい

出港前にお風呂に入り、飲み始めると出港。船内をパトロール。

星希だが、単なるPlanetという意味だろうか

スイート船室の出たところに50円安い自販機を発見!
コンセントがささっていなかった。

レストラン休止中だが、ツアーのお客さん(韓国人)はバイキングで何かを食べていた。こちらはラウンジのようなところで、普段はビールを提供している。

ここに電子レンジ3台と、お湯が出るウオーターサーバーがある。
心地よく酔って、トイレは部屋にあるし、何を言ってるかわからない韓国のテレビを適度に切り上げて寝る。

山口宇部空港から小倉

大きな目的を果たすために出発。羽田発750は早い。なんとかラウンジには行かれるが、4時起きになってしまう。今回ははじめての山口宇部空港とボーイング737-800の最良席ともいわれる15ACが取れたのでそれも楽しみ。

15AC席についてはこちら

前列がクラスJなので通路になっているために、座席が設定されていない。

足元は思い切り伸ばしても届かないくらい広い。非常口座席の比ではない。

シートポケットも遠い。窓が3つくらい見える。

たぶん箱根

6000mくらいを飛ぶので(低い)景色がよく見える。

ここだ

瀬戸大橋

しまなみ海道も見えた

あっという間に着陸

小さめのラウンジがあり、鶏卵せんべいがあるとあったがなかった。みかんジュースを飲む。コーヒーも飲んだりおなかがちゃぷちゃぷ。

目的地は下関なのだが、旅行支援は山口県が終了し、福岡県はまだやっていたので小倉に宿をとった。といってもいつもの東横インだが。東横インは旅行支援のクーポンを発券してくれるから。

山口宇部空港の最寄り駅はJR宇部線の草江駅。見えるくらい近く、歩いて10分かからない。

空港の最寄り駅とは思えない風貌。1時間に一本もないので調整が難しい。

えきすぱあとより

草江から宇部まで行き、山陽本線にのりかえ
草江から居能経由、小野田線で小野田、山陽本線にのりかえ
草江から新山口、山陽本線にのりかえ

小野田線は乗った記憶がないので、乗ってみたい。荷物電車を改造した一両の電車が走っているはず。時間が合わず、宇部へ。それでも宇部でまるまる1時間ある。

105系

シートピッチが広がっていて、低めなので座り心地はとてもいい。

草江は無人駅で券売機がないため、乗車駅証明書を取って乗車する。
宇部駅ではこの機械でオペレーターを呼び出す。乗車駅証明書を置くとそれを確認して、金額が伝えられて精算するしくみ。置いた証明書は奥に入れるように指示されると、回収された。これをみんながやるので非常に時間がかかる。ICカードも導入されているところがあるので、それで入って出るのにどうのという問題も発生する。

歩いて2~3分のところにある、愛媛県本社のスーパー。

地方のバスを見ると、出どころ(中古が多いから)が知りたくなる。
宇部市交通局はどうなのだろう。

この車両のあたりから新製されているらしいので、これはオリジナルの可能性が高い。

反対方向がやってきた。115系3000番台で広島に住んでいたときによく乗っていた。
ワンマンになっていた。運賃のやりとりは駅で行い、駅はほとんど無人化されている。

どの車両も窓が汚い。鉄粉がついているのか、落ちないのか、清掃頻度が低いのか。
ワンマンなので自動放送が流れるが、その流れるはじめのチャイムが気に障るような音で非常に不快。

下関から小倉は関門トンネルを通るため、交直流電車かディーゼルカーであることが必要。JR九州の415系1500番台。この車両も新しくはないが、交直流電車は高価なため新造はできなそうなので、しばらくは安泰そう。かつては山陽本線の徳山くらいまで乗り入れたり、九州側も博多方面や日豊線に乗り入れているが、現在は全列車が小倉(一部門司)~下関の折返し運転を行っている。

ホテルにチェックインできる時間なので、荷物を置いて一休みしたらクーポン券の使い道の下見にホテル近くのショッピングモールに来た。
チャチャタウン砂津、何度も小倉に来ているのに初めての気がする。
下見はしたが、その店では使えないことを後で知る。

2000年開業で西鉄グループが経営している。チャチャタウンは公募で、北九州弁(山口と似ている)の~ちゃから来ているらしい。うる星やつらのラムちゃんが、うちが行くっちゃ!のちゃ。観覧車もあるが、ショッピングタウンにしては少し小ぶりかも。

夜は日本酒も飲めた。

神奈川県から郵便が届く

以前やっていた生物調査員の関係か?あれはもう10年近く前だし…

狩猟免許の更新だった。
今年も密を避けるために適性検査のみだ。やった~

ただ、第1回の横浜は旅行中なので、9月に5回目の横浜にするか、何となく後が無いと心配なので7月の第2回海老名にするか…
第3回は小田原、第4回は平塚。川崎や横浜の猟をやっていない免許を持っているだけの人が横浜で、小田原や平塚は、わな猟の免許を持つ農家の人が多そう。
いずれにしても、早めに申し込まないと希望の日程にならない。

そして、網、わな、第一種銃猟と3種類コンプリートしているので、ひとつ2900円×3の費用がかかる。あと30年生きるとすると、あと10回更新、その度に値上げしないとして87000円。死ぬまででそれなら大した額じゃないか。

店がたくさんなくなった

このコロナ禍で飲食店を中心にいくつもの知っているお店がなくなった。

ここはシャッターが閉まっているところが不動産業で、その他はスナック、一番右のドアが開いているところは、ことぶき君という焼き鳥屋だった。もっとも、あまりやってるやっていないのかわからない感じの店ではあったが…

おおぐち商店街にあった中華料理店、テイクアウトの餃子がよく売れていたが薄利だったのかやめていて、因果にもコロナ禍になってテイクアウトの餃子が再開したが、その後閉店してしまった。飲食店の閉店は数え切れないが、青果店も二軒閉店してしまった。飲食業に卸していたのがなくなって、やっていけなくなったのかもしれない。飲食店と違って補償金も少なかったし。

旅行業も5月だけで55社廃業している。地元では中堅どころのようなところも多く破綻してしまった。景気は回復してももう元通りにならない業界も多いのは簡単に予想できる。

大人の休日倶楽部パスまもなく発売

第1回がまもなく発売

第1回利用期間2023年6月22日(木)~ 7月4日(火)
発売は一ヶ月前から

この他に、JR北海道+JR東日本(5日間)26620円、JR北海道のみ5日間17400円が発売される。JR東日本のみが一番コストパフォーマンスがいい。東京から新青森まで行っただけで、このパスの元がとれてしまうくらい。

ただ、全国旅行支援が秋田と青森だけギリギリ間に合ったが、日程も宿泊地も決まってしまったのでコースを考えるのが大変そう。ただ、秋田と青森に行ってくるだけでも楽しいけれど。

マイルの期限

ANAはマイルの期限を2024年3月まで延長したが、それ以降の延長はないだろうといわれている。特典航空券を予約するにも、航空便はコロナ禍前には戻っておらず、ぜんぜん予約できないような状況。そして、燃油チャージがまだ異様に高い段階。
そうなると、この1年間で使い切れるわけがない。なんとかならないか調べると、こんな方法が見つかった。

ANAマイル→〇〇ポイントに交換する。
そして、再度〇〇ポイント→ANAマイルに交換。
1割ほど減ってしまうものの、3年~5年マイルの期限が延長されるのは大きい。

早速準備の手配をした。
詳しくは、お問い合わせか検索すれば簡単に出てきます。

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