東急東横線ではレアな車両

東急東横線は東京メトロ副都心線を経由して、西武池袋線、東武東上線に直通運転をしている(元町・中華街から横浜高速鉄道も)
すべての会社の車両が乗り入れて、乗るたびにいつも面白い。
相互直通運転では、他社で走った分と他社の車両が自社を走った距離が同じになるように計算されている。
たとえば東急の距離が30キロ、東京メトロが15キロだとする。
東急の車両がメトロに1本乗り入れると15キロ車両を貸したことになるが、東京メトロの車両が東急に乗り入れると、東京メトロが30キロ車両を貸したことがある。このままではバランスが取れないので、東急が東京メトロの中だけを15キロ走ってバランスが取れる。
これら5社の車両をすべて計算してバランスを取っている。
東急と東武を比較すると、乗り入れ距離では東急の方が長いので、東急が積極的に東武線を走る必要がある、要するに東横線には東武の車両があまり入ってこない。
東武からの車両が大きく分けて2種類あり、古い方がかなりのレア車両。
綱島駅で遭遇したが、後ろを取るにはスピードからしてスマートフォンではこの程度。
ステンレスのコルゲート加工から東武9000系。
東武9000系、綱島駅
東武9000系
設計最高速度が110キロで、東横線内の最高速度が110キロ。つまり、フルスピードで走っている。
デビュー当初は有楽町線に乗り入れることを考えられて設計されたものの、東横線を110キロで疾走する日が来るとは思わなかっただろう。
東京メトロから結構たくさん乗り入れてくる7000系、8両編成であることも幸いし、各駅停車、急行でもたくさんやってくる。
有楽町線だった車両が横浜を走っているのがいつ見てもおもしろい。
東武ポータルサイト、9000系紹介ページ

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