年末ジャンボ宝くじの確率を考える

宝くじのオフィシャルサイトより

当せん金・本数
等級等当せん金本数
(23ユニット)
1等700,000,000円23本
1等の前後賞150,000,000円46本
1等の組違い賞100,000円4,577本
2等10,000,000円184本
3等1,000,000円9,200本
4等50,000円46,000本
5等10,000円460,000本
6等3,000円4,600,000本
7等300円46,000,000本

1等が23本あるとぼんやり考えているようではいけない。

発売予定額1,380億円(23ユニット)
※1ユニット2,000万枚
23ユニットで23本なのだから、1等当選確率は、

2000万分の1

10枚買ったところで200万分の1。3万円はたいて100枚買っても20万分の1。

たとえば、2012年のデータだが、航空機事故で死亡する確率。29億人搭乗して372名死亡。事故率は0.0009%で438年間毎日搭乗すると一度遭ってしまう確率と同じ。自動車の死亡率はかなり高く、0.33%で300人にひとりが亡くなる計算。

今年のプロ野球の球場動員数が、セ・リーグが約1400万人、パ・リーグが1000万人だった。一年間球場に行った人すべての中で一人しか当たらない。
知り合いの声優がかかってしまった、ALS(筋萎縮性側索硬化症)は10万人に1~2人くらい。徐々に筋力が使えなくなり、首から下がまったく動かなくなり、自発呼吸ができなくなると人工呼吸器をつけることになる。意識があって体が動かない、恐ろしすぎる病気。

宝くじが当たると考えるなら、こんな病気にかかってしまう確率のほうがかなり高い。宝くじを買う人はある意味、プラス思考なのかもしれない。

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