歴史は塗り替えられた?

1192つくろう鎌倉幕府。
現在は教科書によっては鎌倉幕府の開始は、1185年になっている。
源頼朝が征夷大将軍になったのが、1192年。
壇ノ浦の戦で平家が滅亡したのが、1185年。
つまり、実質政権を握ったのを鎌倉幕府開始の年にしようとする学説があるから。
要するに歴史が変わったのではなく、解釈の違いなのだ。
私たちいつからつきあっているの?というのと同じ気がした。
告白でもしない限り、明白ではない。
キリスト教徒を弾圧するために行った、踏み絵と習ったものも、今は踏絵と絵踏がある。
この絵を踏みなさい、というのは絵踏。キリストが描かれた絵を踏絵と区別しているらしい。
区別する必要があるのだろうか。新しいことを知った方がいいような気がする。
偉い人の代名詞の聖徳太子も、没後の尊称のため次のように表記されている。
「厩戸皇子(うまやどのみこ)(聖徳太子)」
さらに、偉かったというより、推古天皇のサポート役だったという位置づけ。
歴代最高紙幣だったのに、お札に登場しなくなったのも、そんなところから来ているのかも。
歴史が塗り替えられた例もある。
我が国最初の貨幣は和同開珎だったが、99年に奈良県で富本銭が発見され最古と鑑定されたため変わった。
他にも、大阪府にある日本最大級の前方後円墳といえば仁徳天皇陵。
しかし、中はあらためられていないので見た人はいない。
よって、仁徳天皇は眠っているのだろうが、大山(仙)古墳と場所の名前になったらしい。
本来歴史には大切、大切じゃないということはないはず。
暗記だけでしょ、という歴史の勉強の仕方にも大きな問題がある。
ある程度までは勉強は暗記なんだけどさ。

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