銃の一斉検査に行ってきた

標的射撃のための銃を持っているので、年に一回一斉検査に行かないといけない。
いついつ来なさいという警察の一方的な通知に従わないといけない。
数ヶ月に一度しか乗らない自転車でおよそ6キロある銃を肩にかけて出かけてきた。
警察の駐車場は独特な雰囲気がある。
パトカーはもちろん、フロントが壊れた事故車、白バイなどが停めてある。
なんだかわからない自転車が停めてあるところに一緒に停めて会場に向かった。
11時40分に着くと6階の講堂では何人か検査を受けてきた。
東京の中央警察署では午後にいそいそと出かけて叱られたことがある。
9時から15時と書いてあり、14時頃行くと「午前中に来るもんだ、あんただけだよ」と言われた。
だったら、ハガキに午前中だけと書けよ。
いろんなことで中央警察署はおかしかった。
銃の検査、おもに改造していないかどうか調べて簡単な面接を行う。
ロッカーはどこにあるとか、鍵をどうしてるとか弾はどう保管しているかなど。
頭のおかしい犯罪者のおかげでいろいろ厳しくなってしまった。
すべてが終わると、出口のところに難関が待っている。
銃砲安全協会。忙しそうなお方たちが領収書を用意して待ちかまえている。
交通安全協会のようなもので、はっきり言って何をしてるのかわからない。
今回は空気銃ということで入会せずに済んだ。
年会費3000円、こんなものに払うのなら野毛山動物園友の会に入った方がよっぽどましだ。
ここから一番近い射場が目黒区スポーツセンターなのかな。
武蔵小山のあたりにあるらしい。
久里浜も駅から遠いし、6キロの銃を背負って行くにはみんな遠い。
銃は使わないほど不慣れで事故につながるということで、使わないと叱られることになっている。
使わない銃は「ねむり銃」といわれ、怒られる対象。
盗まれてもすぐに気がつかない、手入れが行き届かず暴発する、技術が向上しないなどの理由。
素人考えではあまり使わない方がいいのかと思ったら大間違い。
銃は積極的に使わないといけないのだ。
もちろん闇雲に発砲していいわけはないけど。

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