土用丑の日

土用とは、立春、立夏、立秋、立冬それぞれの前18日間をいう。
つまり、土用とは期間を現す。
子、丑、寅、卯の丑なので、12日しかない。
つまり、18日のうち12日なので丑の日が2回あることもあるのだ。
 
土用期間は年に4回あり、土用期間に丑の日が2回ある確率が50%あるのだ。
要するに、土用丑の日は年間およそ6回あるということ。
うなぎ屋が真夏に売れなくて困るので、平賀源内に相談した。
もともと丑の日に「う」のつくものを食べると夏負けしないという迷信があり、そこから考え出したらしい。
「本日丑の日」と出させて、平賀先生が言うことなら、ということで大きく広まったらしい。
 
うなぎには豊富なビタミンE類などが含まれているので、真夏の食欲がないときに食べるのは利にかなっている。
これがもし、豆腐屋が平賀先生に相談していたらどうなっていたか。
「本日丑の日」と豆腐屋に貼られ、卯の花が売られたことだろう。
でも、おからじゃ今の世までは続かなかっただろうな。

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