京急は羽田空港輸送に社運をかけているのだが、膨大な工事費がかかっているので、運賃形態がゆがんでしまっている。
羽田空港発着の料金には加算運賃がプラスされている。
たとえば、品川から羽田空港国際線ターミナルの一駅手前、天空橋までは230円。
ところが、次の羽田空港国際線ターミナル、終点の羽田空港国内線ターミナルまでは400円。
京急蒲田から天空橋は150円、羽田空港までは290円なのだ。
そして、天空橋から終点の羽田空港国内線ターミナルまでは150円。
つまり、天空橋で途中下車すると、安くなる。
京急新子安→羽田空港国内線ターミナル 440円
京急新子安→230円→天空橋→150円→羽田空港国内線ターミナル
60円安くなるのでおよそ14%。
しかし、途中下車をするのは大きなロスになる。
そこで、回数券を購入するのである。
回数券は乗り越しすると、その駅で運賃打ち切りになる。
京急新子安から230円のきっぷを購入して羽田空港国内線ターミナルで精算すると、単純に440-230円の210円取られて終わる。
京急新子安から天空橋の回数券で入場し、羽田空港国内線ターミナルで精算すると、天空橋からの運賃150円精算するのだ。
京急新子安←→天空橋の回数券、残り9枚で2月21日まで。
旅行の予定は今のところないので、羽田空港に遊びに行くか、京急蒲田に遊びに行くしかない。