京急川崎から小島新田まで4.5キロを京急大師線が結んでいる。
線路はつながっているが、本線からの直通列車はない。
今でこそ支線だが、京急の前身である大師電気鉄道発祥の地。
大師とはもちろん川崎大師で、大晦日は終夜運転を行い5分間閣で運転される。
京急川崎の離れから出発すると、次の駅が港町。
日本コロンビア工場があり、美空ひばりの港町十三番地の舞台になったことから、壁には音符があり、発車メロディーも港町十三番地。
しかし、うたはみなとまち、駅名はみなとちょう。
次は鈴木町。なんだか名前みたい、この駅は1944年に味の素前から名称変更された。
今でも味の素工場の真ん前を走る。
味の素の前身は鈴木商店。創始者の鈴木三郎助から来ている。
その名も川崎大師、次の駅は東門前、産業道路と続く。
味の素工場ほか、京浜工業地帯のど真ん中、どこかの工場の東門の前なのか。
駅名アナウンスを聞いて、勘違いだとわかる。
ひがしもんぜん。川崎大師の門前町の東という意味だった。
そして終点の小島新田。
小島さんが新田を開拓したから小島新田らしい。
以下コピペ
この地域は旧橘樹郡大師河原村の一角で、かつては多摩川の河口であったが、江戸時代後期に小島六郎左衛門と池上七左衛門が干拓し新田開発を行った。その後に北側を「小島新田」、南側を「北池上新田」と呼んだことに由来する。周辺の地主にはその子孫の小島姓が多い。
小島新田駅からは工場への送迎バスが多数出ているので、乗降客数は大師線で一番多い。
味の素は工場見学を受け付けているので、予約してでかけよう!帰りは川崎大師で参拝だ。
今はなき1000形