これでいいのだ

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当時はあまり好きではなかったが、大人になって見てみると、視点がいろいろ変わる。
天才バカボン、という名前だが、主役は明らかにバカボンのパパ。
本業は植木職人だが、ブラブラしていることが多く、「バカボン、パパと遊ぶのだ」などと言っている。
あの程度の仕事量で一家4人が食べていけるのだから、それなりの職人なのだろう。
峰不二子と同じ声のきれいな奥さんと、天才の子ども、優しいバカボンと、家族に恵まれている。
バカ田大学とはいえ、一応大卒だ。
パパはバカボンに「○○は○○なのだ。これでいいのだ」と教育している。
それを素直に「そうだね、パパ、パパはやっぱりすごいね」などと納得している。
独自の尺度で物事を分析し、「これでいいのだ」とすべてを完結させてしまう。
プラス思考の言葉、「これでいいのだ」
あらためてバカボンのパパを見直した。
死刑賛成派だしな。