船の旅

日本は島国でありながら、船の旅は充実しておらず、もっぱら移動手段に甘んじている。
ひとつの原因は東京発のフェリーが壊滅状態であること。
東京湾を出るのに10時間近くかかってしまうことで、多くのフェリーが撤退してしまった。
現在残っているのは、東京-徳島-北九州と、東京-志布志(鹿児島)-名護(奄美大島)-那覇(沖縄本島)だが、沖縄航路は客船が沈没したことをきっかけに休止して、現在は貨物船のような扱いになっている。
ところが、大阪に目を向けるとフェリーの航路は九州行きを中心にかなり充実している。
中でも大阪(神戸)から北九州航路はかなりの船が就航していて関東人にはうらやましい限り。
弊社で行った写真家古賀絵里子さんと行くツアーでも、大阪南港から別府へ行くフェリーを利用して個人的にも思い出深いツアーになった。
夜行フェリーの場合、夜に出て目的地に朝着く。旅への期待からワクワクして船に乗り込み、食事をしてお風呂に入りのんびりリラックスできる。
特に瀬戸内海航路は船が揺れることはなく、船酔いの心配はまったくない。
宮崎や志布志(鹿児島)へ向かう航路は、太平洋へ出ると多少揺れることはあるが、朝には到着してしまうのでこちらも船酔いは何とかなる。
ワクワクして乗り込んで、大阪や神戸あるいは九州の夜景を見ながらいろいろ考える。
朝には目的地に着いてまた旅が始まる。
東日本発着では、新潟から北海道、大洗から北海道、仙台からも豪華なフェリーが就航している。
特に仙台は旅客にも力を入れているので、仙台に行ってまでも積極的に売ろうと思っている。
船の旅というとクルーズ客船が思い浮かぶが、日本の公共交通のフェリーでも豪華な船旅を体験することが出来る。
釈ちゃんもこんな形で関西で活躍。