伊勢原で技能講習

ハマトラこじまがつづる毎日

猟銃等の所持許可は3年間で、期間が満了する前にさまざまな手続きをしなければ更新できない。
そのひとつが技能講習で、散弾銃の場合、神奈川県では大井と伊勢原の2カ所で、月に2回しか行われていない。
午前と午後が選べて、1回の定員は15名程度なので満員のことが多く、早めに受講しないと更新できない危険がある。相手は警察なので期限の延長はとうぜん認められない。
技能講習の修了証は3年間有効なので、更新の3年近く前に受けることも制度上は有効。
所轄の警察に申し込みをして、12300円を収入証紙を貼付して納める。
電車とバスを乗り継いで行く予定だったが、土砂降りになることが予想されていたので急遽レンタカーで行くことに。
前日の予約なので喫煙車しかなく、車はやっぱりたばこ臭い。
新子安から伊勢原射撃場まで高速経由でおよそ1時間、下を通って行くと2時間近くかかることが多い。
12:30までに直接2階の会議室に入り、指定された席に座る。
銃の組み立て・分解、不発・遅発のときの処理をひとりずつ行って30分くらい経ったところで、射場へ移動して実射に移る。
銃口は自分に向いている
伊勢原技能講習会場
前半と後半5人と6人に分かれ、1番射台で5人が5発ずつ打つ。2番射台に移り、また5人が5発ずつ打つ。
1番射台がストレート、2番が左5度、3番が右5度、4番が左10度、5番が右10度でかなり遅めに出る。
弾は一発(初矢のみ)だけ装填する。
25発以上打って、1発以上命中すれば終了。
用心金に指を入れる、暴発させる、人に銃口を向けるなどの危険行為をして、さらに指導員の注意にもかかわらずもう一度すると不合格になる。
久しぶりの射撃、射撃だけは本番に弱く、当たらない当たらない。
射台が進むにしたがって、角度もついてますます当たらない。
こうなるとまったく当たる気がしなくなり、まさかの25発連続失中。
後半の人たちが終わり全員が会議室に戻る中、一人指導員と共に一番射台へ。
3発撃ってやっと命中。
だいたい、はじめての教習射撃でも25発中2発で合格で、いわれたとおりに撃てば誰でも数発は当たる。
かまえは間違っていないと言われたので、練習を続ければまた元に戻るだろう。
修了証は一週間程度後に、警察から連絡があるらしい。つまり、取りに来いということ。
平成27年3月に技能講習の内容が改正されて、試験がなくなり当たるように指導という方針に変わった。
そうでなければ、朝から伊勢原に行った労力がまったくの無駄に終わるところだった。

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