イリボーに出逢ってこれからが大きく変わる

先日いただいたイリボー錠の効果が非常に高いので、処方箋を書いてもらって大々的に手に入れることにした。
イリボーとは、過敏性腸症候群の治療薬で、2014年に発売された新しい薬。
過敏性腸症候群の定義と特徴として、腸に機能障害がないこと。要するに、腸が悪いのではなく、腸につながっている神経が余計なことをしてしまう、腸は悪くないのに痛いという信号だけを送ってしまう、それならその神経伝達物質を断ち切ればいい、そんな発想から生まれた薬です。
アステラス製薬の説明文より。
「イリボー®錠」は、アステラス製薬によって創製されたセロトニン5-HT3受容体拮抗剤です。セロトニンは、神経伝達物質の1つで、消化管の運動に大きく関係しています。ストレスなどによって遊離が促進されたセロトニンが、腸管神経に存在する5-HT3受容体を活性化することにより、消化管運動を亢進させ、便通異常を引き起こします。また、腸が受けた刺激によってもセロトニンが遊離し、求心性神経終末の5-HT3受容体に結合することで、脳に痛みを伝えます。
 「イリボー®錠」は、5-HT3受容体を選択的に阻害することで、消化管運動亢進に伴う便通異常(下痢・排便亢進)を改善するとともに、大腸痛覚伝達を抑制し、腹痛及び内臓知覚過敏を改善することが期待できます。
鬱などにも大きく影響するセロトニン、これが腸にあるセンサーと結びつくと痛みを感じる、セロトニンと似た構造が薬に入っていてそれが先に腸のセンサー結合してしまえばセロトニンが結合しない、アレルギー反応の治療薬と似たメカニズム。
24時間程度の効果が持続すること、この手のおなかの薬にありがちな、下痢は止まるが便秘になるなどの副作用が少ない。意味がない腹痛がかなり減った。
この薬、薬価が1錠144円くらい、保険適用で3割だとしても、診察と処方箋で1050円かかったので結局1錠あたり95円くらいになった。95円でも一日おなかが痛くないのなら、満足できる。
これで飛行機に乗っても離着陸時のトイレの心配が少なくなりそう。

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