猛暑の中の品川区立品川歴史館

糀谷で所用を済ませ、案件をこなしながら大井町へ向かう。

15分に一度程度スーパーなどに寄って涼みながら行く。

令和6年4月にリニューアルオープンしたそうで、施設はたいへんきれい。入館料は大人100円。小さなスペースの常設展が有料で建物自体に入るだけなら入館料はいらない。なかなか充実した図書室があるので近くならここでかなり読書できる。

ここから有料

昭和時代になってしまった。昭和の頃は大正時代、明治時代と言っていたので仕方がない。平成時代はまだ。

お約束の通り、縄文時代の土器の展示がから始まる。残念ながら土偶の展示はない。
縄文時代は1万年続いたといわれていて、いまが2024年で人間らしい文化を歴史として学んだのは2000年もないから、1万年はかなり長い。逆にいうと大した進化がなかったようにも思える。この1万年が終わってから急激に進化したとも思える。

台場といっても、台場は3区に分けられていて、品川区は8%しか属していない。今はなき船の科学館は品川区だった気がする。

>調停の末、各区の水際から等距離の線を採用して3分割し、江東に75%、港に17%、品川に8%が帰属することになった。13号地は港区台場、江東区青海、品川区東八潮の3地区に分けられた。ここに、その後に埋め立てられた約30万平方メートルの土地(江東区に帰属)を加えた地域が、一般的に「お台場」と呼ばれるようになっていったという。
(読売新聞ニュースより)

御存知の通り品川~横浜で鉄道は開業し、一等、二等、三等に分かれていて今の金額で5000円から15000円だったようだ。時間は53分、タクシーとそれほど変わらない時間、運賃の気もする。

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焼夷弾、東京大空襲など大変な被害を出したものとして知ってはいるが仕組みを知らない。中央区の郷土資料館に解説があった。

中央区郷土資料館より

中にはナパームといわれるゼリー状のガソリンがつめられた。ガソリンは燃やすというより爆発を起こすものであり、あっという間に火の海になるのは容易に想像できる。

2階には展望デッキという室内なのにと思うネーミング

背もたれのないソファのようなものがあり、薄暗く眠くなる。少し眠らせてもらう。猛暑の中を歩くと体力が奪われるのがわかる。

展示室の上にスクリーンがあり、小さな音とともに影絵のようなアニメーションが上映される。最後はSNSに投稿するという場面で終わる。

閉館間際に外にも展示物があることに気がつく

特別展示以外では中は公開されていないので、見学は5分もかからない。中に泊まってみたいなあ、といつも思う。

17時になり閉館になったので大井町まで歩くことにする。よくある15分前の閉館の案内放送などは特にない。すいているので近くなら避暑の場所として毎日来たい。
大井町駅までは歩いて20分くらいだが、マンションが並び小学生もなんとなく違う。
京浜東北線で鶴見、川崎、蒲田、大森、大井町と一駅ごとに明らかに雰囲気が違う。
実は大井町は品川区の中心で、区役所も区議会議場もある。品川区といえば品川の気がするが、品川駅は港区にあり、その代わりというか目黒駅は品川区に属する。京急が品川駅を発車すると次の駅が北品川。列車は品川から南下するのに北品川とはいかに、品川区の北にあるから北品川らしい。

帰りの列車は大井町でたくさんお客をおろし、少しずつお客を減らして横浜に向かう。蒲田行きが半数近く、鶴見行きが少数、桜木町行き、磯子行きと途中止まりが多い京浜東北線。実際に乗客数を見ると納得できる。
今日も少し水分不足気味。

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