Tumpatで降りてKota Bharuで宿泊

数時間おきに目が覚めながら外を見たが、森の中のようで何も見えない。すごいカーブやポイントを通過することがあったが、あまり揺れずに快適に眠ることができた。
ジャングルの中といわれるが、民家も点在して思ったよりもすごいところでもなかった。

Gua Musang駅到着

到着前の放送もないし、駅での放送もない

放置車両ではなさそう

マレーシアの川はどこで見てもカフェオレだった

Gua Musang行き列車とすれ違う

よごれた窓ガラスにピントがあった

終点一つ手前のWakaf Bahru駅でほとんどの乗客が降りる。ここがクランタン州中心地のKota Bahruの最寄り駅。最寄り駅といっても数分遅れ、ほぼ定刻にTumpatに到着。

某宗教団体の色みたい

CAFEカーではかんたんな食事もできるが、すべての席がうまっていて、相席してまで利用したくなかったのでやめた。4人がけに一人で座ってるし。日本なら完全に営業妨害。それで売上が落ちても気にしないみたい。

駅は建て替えたばかりできれい。

予習した通り、駅の周りには店一軒ない。駅で働いている人がいるだけ。
一駅戻ればいいと思うかもしれないが、時刻表はこうなっている。

いま13時前だが、1605まで列車はやってこない。ここで3時間以上は潰せないし、時間がもったいない。時刻表を見ると分かる通り、一晩で走ってきた経路を昼間に戻ろうとすると、どこかで必ず一泊しないと戻ることができない。DabongからGua Musangまでは実質SH53列車しか使えない。
そうなると、Tumpaを朝705発に乗ってGua Musangで宿泊、翌朝1000発でKuala Lipisで4時間以上待って、Gemasに2110に着くので、Gemasに宿泊することになる。
翌朝GemasからKuala Lumpur(以下KL)まで一日2本の列車で向かうことになる。それならもう一晩寝台列車で折り返したほうが良さそう(シャワーが浴びられないが)

そこで悩んでいると、コタバルにも空港があり、KLまで国内線がある。運賃を見て目を疑う。ナショナルフラッグのマレーシア航空便でこの価格。もう迷わない…

なんと2人分で3000円以下。LCCのキャンペーン運賃以外で一番安い。7月に取ったので安かったのかもしれない。直前にみたらやはり1万円近かった。

ここまで予定通り。
レレレのおじさんに劣る前歯が一本だけのおっさんが、ハンドルを動かすジェスチャーをして、車に乗るかと。
Grabで呼ぶので、いらないと答える。駅もだいたい見たし、Grabで車を呼ぼう。

このようにピックアップ場所にこの駅、行き先にコタバルを指して、スキャン!
いくつか車の候補が出てきて、いちばん安い19RMくらいのものを選ぶ。
バーが右に流れて、探しているところ。
車がないと。もっと高いのも検索対象にしろというので、何度か高くして34RMにしたが、

付近に車がありません、私たちはこの結果を云々とおかしな訳文で言い訳を

さあ困った。ムスリムの女性駅員に頼んでタクシーを呼んでもらうか…

また前歯一本のおっちゃんがやってきて、マレー語でどこに行くの?と聞いてきた(のだろう)

コタバル、ハウマッチ
30!

30RMならまあいいか(1050円くらい)
Grabの少し大きい車と同じくらいの価格だし。ホテルの名前を言ってもわからないだろうから、そのすぐ横にあるKBモール(ショッピングモール)をいうと、KBモール?おじさん何度も確認。
商談成立。眼の前に停めてある車に乗ってやってきた。荷物を後ろの座席において、おまえは前に乗れよというので、助手席に着席。おじさんはシートベルトをしないが、ぼくは命が惜しいのでシートベルトをしよう。おじさんは少し笑っていた。

ミニバンみたいなトヨタの車で、マニュアル車。かなり久しぶりに乗用車のマニュアル車に乗った。おじさんは順調にスピードを上げて、だいたい80キロで走行。車線変更をばんばんして追い越しもどんどんするが、ウインカーをつけない。マレーシアの人はウインカーをつけないのかと思ったが、後半で行くアロースターではシートベルトはしていたし、ウインカーもつけていたので、このあたりの習慣なのかおじさんの習慣なのか…

80キロで爆走

80キロで走行、信号も数か所しかないので、ほぼ高速道路状態。20分くらい走るとおじさんが指を指し、マレー語でなんか言った。

Masjid Al-Ismailiというモスクらしい。信心ゼロなのであまり関心がない。ここコタバルはマレーシアでもイスラム色が最も強い地域らしく、ほとんどがムスリムらしい。ビールすらまったく販売されておらず、中華系のレストランに行くしかないらしい。金曜日はお祈りの日で、ショッピングモールも昼休みで閉めてしまう。

車からちょうどホテルが見えたので、そこで停めてと適当な言語で頼む。おじさんに30RM払って無事終了。マレーシアは世界で10番目にガソリンが安い国らしく、1リットル70円くらい。月給が地方だと5万円くらい。この距離を日本でタクシーに乗ると5000円を切るくらいなので相当安くあがる。

となりにはKBモール。あとで来ようと一旦チェックインして荷物を置いてくる。

かなりの店舗数

散策は明日にして(明日行くところがないから)食品スーパーへ。

ナマズみたい

バナナにはなぜか日本語

やさいじゃないし

バナナはいくつかある中から選び、野菜売り場に座ってるにーちゃんに重さを測ってもらい、値札(バーコード)を貼ってもらう。

おかずは入口にあるベーカリーで売っている。

パンが(意外にも)おいしい。イギリスの統治下だったからだろうか。菓子パンも充実。

どうしてもビール(アルコール類の総称)を飲みながら食べたいので、部屋に持ち帰る。温められたらもっとおいしいのに。

写真を撮っておこうと食べてから思う

テレビの映りが悪い。ムスリムの人が出ているのが新鮮。地域的にタイのテレビも映るらしい。もしかしたら映っていたかもしれないが、よくわからない。それだけ近いが、タイとの交流があまりあるわけでもなく、タイ語が通じることもないらしい。

音楽番組らしく、PVも流れていた

通販番組も

こんなのが頭の上で回っていては眠れない。リモコンを見つけたので消して寝る。
寝台列車でまだ体が揺れている感じがする。

こういうの営団地下鉄の駅の天井で回っていたのを思い出した。

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