今回は朝食券が一枚だけある。ひとりで食べてもしょうがないので、700円追加して二人で食べる。
お風呂が515から、朝食は530から、640に神戸港に入港するので時間がない。
ざぶっとお風呂に入り、レストランへ。
ひとりずつ券売機でわかりにくい機械を操作して発券

せっかくなので窓際を確保


さんふらわあカレーは有名らしいが、まあ普通。ビジネスホテルの朝食で例えると、無料の朝食レベルは超えて1000円以下の感じ。味噌汁とごはんおいしかった。
船のコックは(船舶)司厨員という資格が必要で、航海中に必要な食材を計算したり、食材の使い方も考える必要がある。おもしろいと思ったのは、レタスやキャベツなどは外からはがして1個ずつ使うのではなく、極端にいうと外側1枚をはがして、別なキャベツも1枚はがしてのように、すべて均等に使うことが大切らしい。
また、朝食を作ったコックは船員の食事も作っている。船員は陸には降りずに一週間近く船に寝泊まりするので、その間の食事をすべて担当するので腕がいい(おいしくなければ苦情が出ていられなくなるだろうから)
さんふらあの厨房
もっと食べたかったが、時間がないのと降りたらすぐにバスに乗らなければいけないので控える。
寝不足で気分もいまいち。

フェリーバスに乗り、阪神御影駅まで行き、ホテルに荷物を預ける。
ホテルの最寄りの石屋川駅から乗車し、フリーきっぷの入口の阪神神戸三宮駅まで行く。


生涯数回目の阪神電車

三宮には近鉄線直通の奈良行きが停車中


今日楽しむきっぷはこれ

実際に購入したのは電子チケット。1200円→1090円で購入できる。


他にも姫路まで行かれるバージョンもある。
まず、明石の博物館に行くために山陽電車直通列車に乗車。

珍しい横3列シート。

となりには普通列車


すぐとなりにJR明石駅

住宅地の中、丘の上にある明石市立文化博物館


入館料はタイムズカー会員証提示で200円の2割引、160円。会員である会員番号を見せてもだめで、仕方なくアプリを入れて会員証を提示。融通の効かない対応。




俳句より眠くて気分が悪いので、わきで少し寝る。




まさしくこの世代だが、小学校の給食室には炊飯施設がなかったので、ごはんは出なかった。








200円なら仕方がないかな程度の展示。特に目玉もなく。給食は他の博物館でもよく見かける。
明石市立天文科学館
こちらの方が有名だが、入館料が700円と少し高めでこれはプラネタリウム料金を含んでいる。その他の展示物はそれほどでもないので、今回はやめることに。プラネタリウムで起きていられない自信もあったから。

東経135度の子午線が走ることでも有名。日本標準時でもある。
せっかくなので明石の商店街魚の棚(うおんたな)商店街を歩く

半分は観光地化していて、外国人がおもしろいものを食べ歩きしている。あとは明石焼きという玉子焼きのお店が多い。粉ものは特に好きではないのでスルー。
対岸の淡路島に行く高速船のりば

昔はここにフェリーが来ていた。明石淡路フェリー、通称たこフェリーが就航していた。現在は高速船で原付とバイク、自転車も乗船できる。所要時間13分、700円。
山陽明石→舞子公園(特急停車)4分
JRだと明石→舞子で180円に対し、山陽電車は250円とかなり差がある。
眼の前に公園があるが、住宅もあるので駅直結のスーパーがある。

朝、船のお風呂の中から見た明石海峡大橋。向こう側は当然淡路島。全長3911m。
スーパーで買った特大アジフライで缶ビールを飲む。いちいち飲む。
橋の科学館があり、イベントとして橋の高いところに行くこともできるらしい。もちろん有料で5000円くらいする。5000円もらっても登れない。いつの頃からか急に高所恐怖症になった。
舞子公園→須磨浦公園 直通特急は通過するので山陽垂水で乗り換え 16分くらい




駅のとなりがロープウェイのりば

係員に見せて、使用済みを押すとチケットをくれる。

Aコースはリフトが加わる。このセットは1370円を1200円で販売。今回利用している一日乗車券が1090円だから、かなり得なのがわかる。
ちなみに阪神神戸三宮から山陽明石まで片道630円なので、往復運賃かこの須磨浦山上遊園のどちらかがまったく無料になる計算。
早速ロープウェイに乗り込む



一生懸命撮影しなくても、これから登るのだから、上から撮影すればいいと気づく。


展望台がある
神戸方面

神戸空港方面

さっき見てた明石海峡大橋

いよいよ一部で話題のカーレーターに乗車

カーレーターとはこことびわ湖バレイという施設にあったが、びわ湖バレイは既になくなっているので、全国でここだけ。ベルトコンベヤーの上に乗った乗り物のような…


二人で並んで待って奥に座る人から先に(あたりまえ)左手で握り棒を持って乗るように言われる。
言われると難しいが、常識的に乗ればその通りになる。
揺れるので不快と思う人がいるかもしれないという注意書きがある。
実際に出だしがどういうしくみかすごく揺れる。

入館料100円だが、誰もいなくて料金箱が置いてあるだけ。
一代前のロープウェイのコントローラー

左のマスコンは電車と同じ。右の手ブレーキは昔の列車にあった。マスコンは真ん中のポッチを押さないと動かない。電車のように運転していたんだな。いまは自動運転のような感じ。
昭和のにおいがするゲームコーナー


電車でGO3は少し新しい。といっても、7~8年は経っているはず。
回る喫茶店 喫茶コスモス

この他ハンバーグカレー1100円、ソーセージカレー1100円などがあった。

景色は抜群。

特に注文しなくてもいられる感じ。
約1時間で一周する。建物が回るのではなく、床が回っている。

ひとつ上の展望台へ


この中でカーレーターが走る



ひと通り楽しんだので帰る
帰りは車体が上に向いて、下向きにならないようになっている。どうなっているのだろう。
ガタンと姿勢が戻る。
ロープウェイにのりかえ


中間ですれ違うということは、ケーブルカーと同じようにロープがつながっていて、こちらが下るときの重さで下からゴンドラを引き上げているのだろう。


チケットは回収された。
須磨浦公園駅はちょっとさみしい感じ。2022年度の一日の乗降客は342人で、山陽電車49駅中で一番少ない。一般的には定期客のほうが多いが、この駅は少しの住民と遊園地で働く通勤客で2割程度。

直通特急は通過するが、特急は停車する。
日中は特急阪神大阪梅田行きがあるが、阪神神戸三宮まで各駅に停車する。
直通特急が通過

引き上げ線からやってきた



シートに問題はないが、窓が大きいために日除け(スクリーン)が前後2席にまたがってしまっていること。海外で経験したが、日が当たると特に女性はすぐに日除けを下げる傾向があり、こちらも景色が見えなくなること。海外の場合はすぐに開けて反抗したが、国内だとトラブルになりそう。下げたい方も下げにくいし、ちょっと嫌な仕様。
高速神戸で降りてスーパーのライフへ。関東のライフとは経営が違うような感じだが、店内はよく似てる。あたりまえか。何も買うものがなく、地元密着のちょっとあやしげなスーパーへ。
おつまみも買えたので、このままホテルへ。
超寝不足だったので、21時前には寝てしまう。