えばといっても、80年代に活躍した女性アイドルのエバとは全く関係ない。
電鉄系スーパーの最小手相鉄ローゼンで購入した干物。
標準名はヒイラギという魚で、柊(ひいらぎ)の葉に似ているかららしい。
魚は地方名が多く、この魚もご多分にもれない。
ぜんめ(愛知)ぎんた(関西)じんた(関西)えのは(鳥取・島根)けっけ(岡山)にろぎ(高知)
そして、今日買った鹿児島県阿久根(あくね)では「えば」
この魚、広島で釣ったことがある。何匹か釣れて釣具屋で食べられるか聞いたことがあった。
「ずるずるがあるけーねー。」
ぬるぬるのことを、広島ではずるずると言うらしい。
いつか大量発生して、バケツいっぱい捕れたことがあると話していた。
焼いてみたら、とてもくさいんだよ。
クサヤほどではないけど、オサカナヤイタという匂いが充満。
味はまあおいしいのかな。クセのないイワシみたい。
だいたいカリカリに焼くとイワシみたいな味になるけど。
はっきり言って、もてあましたので調べてみると素揚げして南蛮漬けも美味しいらしい。
問題は油に匂いが移って、もうそれで油の一生が終わってしまうこと。