安倍改造内閣の人事が発表されました。
舛添が(あえて呼び捨て)厚労相になりました。
その内容はどこかのニュースをご覧いただくとして、「なぜ今やるの?」と思っている方はいませんか。
内閣総辞職でもないのに大臣を変えるということは、選挙の結果を見て「これじゃあだめだ。」ということで安倍首相が内閣人事を変えてやり直します、ということです。
総理大臣になってはじめての人事じゃないから、改造内閣といわれるのです。
「どうして今なの?どういう根拠?」という質問には、今しなければいけないという法律からではありません。
ただ、選挙に敗れて次の選挙に向けて新しくやり直しましょう、といったところでしょうか。
いまの安倍首相はご存じの通り自民党議員ですから、今回の人事のほとんどが自民党議員です。
仮に、共産党が今度の総選挙で衆議院の過半数を占めれば、総理大臣は共産党から選ばれ、大臣もほとんどが共産党から選ばれるでしょう。
そうなると、共産党の委員長に誰がなったとか、要職に誰が就いたかが国政に影響を与えるから大きく報道されるわけです。
だから今日、自民党幹事長に麻生太郎氏、官房長官に与謝野馨氏が選ばれたと、自民党の出来事を日本の出来事として報道するわけです。
幹事長は党三役のうちのナンバー2で、公認を決めたり、予算を組んだり、総理の次に絶大な力を持つポストなのです。
次期総理に一歩近づいたと言えるでしょう。
その前に総選挙になって、共産党が与党第一党にならなければですが。
ちなみに、私はぜんぜん共産党を支持していません。赤旗も読んでいません。
家計はいつも赤字の白旗ですが。
Webサイトのザ・選挙の政治家ブログに載っている割には、少し易しすぎる内容でしょうか?