ヨークマートが棚卸しで、久しぶりにチープなかまぼこを買った。
ゆ、ゆ、夕月のかまぼこ。半額以下で100円以下だった。
板は工作に使う。(うそだよ。とっておくけど。)
原材料を必ず見るクセがついているので包装をよく見ると、
リテーナ成形かまぼこ
なにそれ。
調べてみると、リテーナとは最近、工業の世界でよく使われる言葉らしい。
いろんな訳があって、この場合はリテーナという金枠のことみたい。
ふつうのかまぼこは、魚のすり身を板にべたっとくっつけて、蒸す。
リテーナ成形かまぼことは、簡単に言うと、板とすり身をビニールのようなもので包んで金枠に入れてそのまま蒸す製法。
蒸すことで膨張し空気がなくなり日持ちがよくなる。また、保存料を添加する必要がなくなるなど添加物も減らせる。
おじさんがへらを持って山型にぺたっとやったのではなくて、リテーナという外人が作ったということか。
感覚的には、魚肉ソーセージに近いよ。あれはケーシング包装というのだったかな。
みなさんは最近魚肉ソーセージなど食べないでしょ。
ぼくは時々食べています。意外に添加物は少ないのだ。
赤いソーセージよりはよっぽどましだよ。
たらこもハムも、色が悪くてもいいとみんなが思わないから、ちっとも添加物が減らないよ。
たらこは、着色料無添加と書いてあっても、実は発色剤が入っていたりする。
テレビもそのあたりをきちんとやってくれればいいのに。
大食いしたり、グルメレポートばかりしてないでさ。