京急鶴見から京急新子安まで乗ると、ほぼ確実に生麦で通過待ちになる。
京急特有の言い回しがある。いつもなら、
「当駅で快特の通過を待ちます。発車までしばらくお待ちください」
今日は、うしろに注意事項が付いた。
「当駅で通過列車を2本待ちます。真ん中のドアは開きません、ご注意ください」
ドア締め切り扱いはどこの私鉄でもやっているので知っていたが、京急は新鮮だった。
小田急は反対に、真ん中を残して両側が閉まる。
確か小田急は一度すべて開いてから、真ん中を残して閉めていた気がする。
来るとつまんないなあ、と思う1500形だけれど800形も旧1000形も出来ない技だ。
今晩はおそろしく寒かったし。
鉄道マニアはこんなことで、驚くのです。
生麦って駅名、よく考えるとおかしい。
生の麦なんだ。言葉の作りは「焼き芋」と同じはず。
地名の由来は何だろう。
Wikipediaより
江戸幕府2代将軍・徳川秀忠の行列がここを通る際、道に水が溜まっており、通行ができなかった。そこで、村の人たちが、海道の脇の生麦を刈り取り道に敷き、その上を行列に通らせた。秀忠は感謝として、ここ一帯に生麦という地名を与え、村人に漁業を営むに関して特別な権利を与えた。
焼き芋を差し出していたら、地名が焼き芋になったはず。
「焼き芋で快特の通過を待ちます…」