亡くなっていた

昨日の帰り、管理会社の部屋の窓に張り紙が。
東里ビル管理人の西山さんは11月に逝去されました…
薄暗いビルの廊下で、白い紙にプリントされた無機質な文字が目に飛び込む。
このブログにも載せたことのある、ちょっとお気に入りの同世代の女性だった。
夜中に何度も起きては、逝去という文字を思い出して早くに目が覚めた。
電話はすべて不通になっているので、仲介した不動産会社に電話した。
ひとり暮らしをしていて、自宅で孤独死されたらしい。
管理人といっても、管理会社社長でビルのオーナーだった。
40年経ったビルでもきちんと手入れをして、クライアントのためにいろいろしてくれた。
賃料も安く、その他の条件もとてもよかった。
友達と、今度呑みに誘ってみようなんて話してた。
なかなかきっかけがなくて、電話もできないままに。
亡くなった日に一緒に呑みに行っていれば、一緒にいたら亡くならなかったかもしれない。
誰かがそばにいたら、今は元気だったかもしれない。
うちの事務所に来たことのある人はわかるけど、外観も内装もとても個性的。
ビルに一歩踏み込んだだけで、彼女の思いが伝わってくる。
4階の自室に行くのに、3階の管理事務所の前を通らなければいけない。
電気がついていると、ああいるんだな、と思ったこともあったけれど。
ヤクルトが入り口の取っ手に何日もぶら下がっていることがあったり。
ビルにいるだけで話し声がして、いるのがわかるほど元気だったのに。
これから毎日事務所に行くと寂しい気持ちになりそうだ。
友達ではなかったのだけれど、いつか話して親しくなろうと勝手に思っていたから。
悔しいというか、哀しいというか悲しい。

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