なんの検査かというと、銃の一斉検査。
標的射撃目的の空気銃を所持してるから。
中央区のスポーツセンターには射場があったのだが、横浜の自宅から行かれるところは少ない。
目黒区のスポーツセンター(武蔵小山徒歩10分だったか)か、久里浜花の国の中にある2カ所のみ。
最大の問題は、銃が6キロ近くあること。
腕の脈にも反応してしまうくらい繊細なスポーツなので、重くできている。
刑事ドラマでライフルを取り上げて殴るシーンなどあるが、そんなことできる重さじゃない。
警察から所持許可を得ている以上、1年に1度検査に行かないといけない。
指定された二日間(土日)管轄の警察署に銃を持参するのだ。
大半は猟銃を持っている人だから、当日は脱砲(弾を抜くこと)しているとはいえ、なんか物騒だ。
会場(たいてい講堂)で、ライフル協会の人と警察官が銃の検査をする。
長さを測って、改造していないか調べたり。
検査とは言え、行かなければ銃刀法違反になりそう。
年に数回しか乗らない自転車に乗って、重たい銃を肩にかけて神奈川警察署に出頭だ。
大きな名前の小さな警察署。
そのまま拘留、なんてことにならないように(叩いてもホコリは出ませんとも)
公的書類なので、パスポートの申請もこれひとつで行える。