地方議員である先輩が家族旅行の依頼をしてくれた。
視察旅行ではなく家族旅行を頼んでくれた。
家族の絆を深めて、思い出を作る家族旅行のお手伝いができて光栄に思う。
家族は身内であって、世界でいちばん大切にしないといけない存在であることは自明だ。
おこがましいが、実はぼくのなかで「こじまファミリー」を作っている。
ぼくのことを心配してくれたり、助けてくれた人を勝手にファミリーにしている。
この人たちは絶対に裏切らないって。
地方議員は自治体すべての人たちに奉仕しなければいけない。
どうやらぼくにはそんな力がないことがわかってきた。
だからせめて、ファミリーの人たちのためになろうと思った。
先輩は港区のために、ぼくは先輩のためになれば、間接的に港区のためにもなれる。
ずっと昔、医者になろうと思ったときに考えたことがあった。
医者になって人を助けるよりも、指導者になって優秀な医者を育てたら素晴らしいかもしれない。
そんな大それたことは単なる夢に終わってしまったが、いつでも与えられた使命があるはず。
本当に思ってくれる人の気持ちを何よりも大切にしたい。
そんな気持ちに気がつかなくなったら人間としておしまいだから。
新婚旅行、特別なときに旅行がある。
小さな旅行でも必ず思い出はできて、ずっと心に残る。
ずっと心に残る旅行をつくりたい。
家族旅行、一生残る旅行のお手伝いができるのはこの上ない幸せ。
そんな気持ちをずっと忘れずに、この仕事をしてゆこう。