土地の売買も順調に進み、知識もちょっぴり増えた。
現況測量、確定測量。
専任媒介、一般媒介。
宅建クラスの資格を取るなら勉強するレベルだが、今回は実践も伴った。
混迷する時代に、目に見えない力を頼ることも多い。
人生は運やツキが左右することも否定できない。
たとえばこうだ。
千葉県市原に住んだ。
藤沢に住む予定が急遽市原に変わった。
そこでパソコンスクールを始めた。
やっぱり東京でやろうと思って、探しに行って縁もゆかりもない池袋に住むことにした。
小さな二間のマンションで、池袋から徒歩10分だが、住み心地は最低だった。
そこで、文京区のお客さんと知り合い、その方は勲章をもらうような偉い方だった。
深谷政経塾を紹介され、そこで政治家の中学の先輩に出逢った。
究極的に言えば、市原に住まなければ先輩には会えなかった。
十年一昔、と言うけれどこれらが全体で8年くらい。
今が実になるのを考えると、やはり十年というのは一区切りなのかもしれない。
そうは言っても、その区切りは一生の間にあと何回もない。
その区切りを形成するのは毎日であるわけだし。
というわけで、明日も少し早起きしてがんばろう。
少しがんばるのを毎日続ければ、ずっとがんばったことになる。