最近の携帯電話には、USIM(ユーシム)カードというカードが入っている。
電話番号や契約内容が入っているもので、IDカードのようなもの。
ソフトバンクとドコモは、それを差し替えるだけで使うことができる。
つまり、携帯端末を手に入れれば,自分で差し替えて使うことができるのだ。
ところが、auだけはロックがかかっていて、端末一台につきカード一枚しか使えない。
厳密にいうと、最初に刺して電源を入れたカードしか使えなくなる。
そして、使えるようにするにはauショップに行って、2100円も支払ってクリアしないといけない。
auは紛失したときなど、不正に利用されないようにと説明しているが明らかに言い逃れ。
USIMカードに暗証番号をかけることで電源を入れるたびに暗証番号を求めるように設定できる。
そうすれば、ドコモもソフトバンクも、電話機を落としてカードを盗られても使われる心配はない。
契約してすぐに端末だけ売ってしまうのを少しでも排除したいのが本音だろう。
このところ、auはMNP一括0円でスマートフォンをばらまいている。
安いというイメージのソフトバンクは意外にもドコモやauより条件が悪かったりする。
iPhone5がKDDIから販売されるようになれば、iPhone5以外の商品にも大きな影響が出そう。