ツアーに添乗した帰りに、どこかに寄って帰ることがある。
東京駅から東京駅まで添乗することはあまりない。
お客様には事前に乗車券類をお送りしているし、新幹線に乗れないような方はインターネットを通じて旅行には申し込んでこないから。
また、ツアーによってはお客様の要望で列車の時刻を決めるので、バラバラに集合することになる。
今年の添乗はツアーが成立すれば、三陸海岸と青森、徳島阿波踊りの予定で、これらが成立しないと今年の戦略として大失敗。
元々でないが、ボーナスカットくらいの失態。
東北の数日後に徳島なので、東北の帰りにどこかに行くことは難しそうだが、徳島の帰りはいろいろ考えられる。
ところが、四国内は別として、四国から九州はほぼ全滅、四国から中国は瀬戸大橋線を除くとバスで移動するしかない。
たとえば九州に行くには、松山発着のフェリーは関西航路を含めてすべて全滅したので、八幡浜港と三崎港から別府や大分、臼杵(うすき)に渡る航路しかない。
三崎港は佐田岬の突端なので、公共交通機関ではほぼ無理、八幡浜港も結構な距離。
そこまで苦労して四国内から九州に行く苦労を考えると、はじめから成田からLCCなどで福岡に渡った方が楽なのだ。
九州は大好きなのでどこでもよいが、行ってみたいのは五島列島。
キリシタンの教会がたくさん残っていて興味深い。
五島は軍艦島や石炭島(正式名称は失念)と共に、ツアーを作りたいと思っている。
佐渡は短すぎてJRにかなわないので、いっそ遠くへ行こう。
五島は男はつらいよでも登場していて、どこの教会かもわかっている。
この夏は五島に行ってあご(とびうお)を魚に焼酎をかっくらってこようか。