大島てるというサイトがあって、事故物件が地図上に表されている。
このビルで飛び降りがあっただの、死体が発見されただの、怖い
大島てる
http://www.oshimaland.co.jp/
UR賃貸住宅では自殺や死体が発見されたような物件は事故物件とされて、2年間家賃が半額になる。
現場となった場所のセットは原則的には交換されるらしい(お風呂場とかトイレとか)事故物件は不動産業では告知義務があり、知らせなければいけないことになっている。
しかし、永遠にその物件は事故物件になるわけでもなく、誰かが借りた後であれば特に説明しなくてもよいことになっている。
だから新入社員が一定期間引っ越しさせられて住んで、などと本当かどうかわからない話もある。
その中に出てきた心理的瑕疵物件という言葉。
瑕疵(かし)とは本来備えてある、存在すべきものがない状態、欠落したような状態を指す。
郵便が送られてきたら荷物が壊れていた、というときも過失である瑕疵があったなどと言う。
本来は壊れずに届けなければいけないものを、壊してしまったことが瑕疵である。
その他にも奥が深い言葉なので、一般人にはなじみがない。
心理的瑕疵、つまりその物件は火事で焼けたが、すべて交換したので元通りです、でも…
焼けただけならいいが、そこで人が亡くなってしまっていると、それは心理的瑕疵物件。
家賃2年間半額は魅力だけれど、やっぱりなあ…