おみやげで持ち帰ったものを食べた記憶はあるが、お店で食べたことがないへぎそば。
へぎとは片木(へぎ)という木の器をさしていて、おそばには、ふのりをつなぎに使っている。
新潟県小千谷市は織物がさかんで、糸の糊にふのりを使っていたらしい。
小千谷市の業界団体が「へぎそば」を商標登録していて、同じ新潟県十日市町と使用料をめぐって争っていたらしい。
去年、「十日市町へぎそば」が商標登録されたことで、同じ新潟で織物名産の地として共に協力し合うことになったそうだ。
少しのりの風味があってコシが強いおそばで、薬味はわさびとカラシが用いられるらしい。
現地で食べても普通のおそばより高めで、写真は東京のお店で2000円。
一度食べる価値はあるけれど、この値段を出すのなら信州のおそばがいい。