久しぶりに六本木

所用があって久しぶりに六本木へ。
泉ガーデンは東京メトロ南北線の六本木一丁目に直結しているが、あえて新橋駅から。
新橋駅から愛宕山のトンネルを通って神谷町へ。
住んでいた頃の建物も半分以下になって、かろうじて街の面影を残す。
東京タワーを毎日見て育ったが、いまやこの通り。
東京タワー
特別展望台すら見えなくなっている。
左手前の大きなマンションは、お寺だった。
その奥のマンションのあたりには、しもた屋があり、水谷豊主演の熱中時代刑事編に使われた家があった。
日曜日にはこのロータリーでボール投げが出来たようなところ。
港区の施設だろうか、公衆便所だけは健在でタクシー運転士が一服する姿が見られた。
雑貨から建材などを売っていた今のホームセンターのような竹八商店もビルだけが残っていて営業していない。
越境入学だったので近所に友だちは少ないが、40年以上この地に住み続けている人はかなり少ない。
神谷町から霊友会の裏通り、小学校の通学路を通る。時々通っているので新鮮な発見はないが、やっぱり懐かしい。同級生の家は駐車場になり、マンションは残っているが、もう住んでいないだろう。
子どもにはわからなかったが、家賃の高いマンションに住んでいたものだ。
今でも友だちのケロは、この路地に住んでいた気がする。
バブルの頃に買い取ったはいいものの、そのままになっている一戸建てが多い。
港区麻布台
15分くらい歩いてこの場所で彼らに会って、小学校までは3分くらい。
今思うと小学生の時がいちばん楽しかったかなあ。中学受験も諦めたからのんびり生きていたし。
昔に戻りたいとはちっとも思わないけれど、あの頃がいちばん幸せだったかもしれない。

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