カキを漢字で書くと牡蠣と書くが、蠣だけでもカキを表し、牡はオスという意味だ。
昔、カキはすべてオスと思われている時代があったので、牡蠣を書くようになった。
生まれたときからしばらくオスでもメスでもなく、雌雄同体で育つ。
エサをたくさん食べられた個体がメスになって、卵を産む。
若い個体はエサを獲るのが下手なためか、オスであることが多いそうだ。
牡蠣は、オスでもメスでもない時期、オスとメスに分かれている時期を経て、またオスでもメスでもない時期に戻る。
岩にずっとついたまま生きるため、筋肉が退化し中身はほとんど内臓。
同じチェーン店の同じ産地の牡蠣でも中身がこんなに違う。