A5和牛ステーキ。おいしいに決まってる。
公益社団法人日本食肉格付協会が格付けを行っていて、牛肉と豚肉が格付けられている。
牛肉の格付け、A5和牛とは何だろう。
そもそもこの格付けは輸入牛には適用されず、国産牛と和牛のみとなる。和牛とは特定の4種類の牛とその交雑された国産育ちの牛で、国産牛とは国内で一定期間育てられた牛。
要するに、和牛とは牛の種類、品種のことで、国産牛とは日本育ちの牛ということ。
和牛の種類ではない牛は日本で育てばすべて国産牛。アメリカ生まれでも日本で育てば国産牛。一番多いのは、乳用牛のオス。
白と黒でおなじみの乳牛にも当然オスがいるわけで、オスは食肉用に育てられる。国産牛=乳牛のオスと思っていいくらい。
そして、AとはABCの3段階のAで、肉の歩留(ぶどまり)率を表していて、一頭の牛からたくさんさんの牛肉がとれるすぐれた牛ということになる。
1~5は肉質等級で、脂肪交雑、肉の色沢、肉の締まり及びきめ、脂肪の色沢と質の4つがすべて5であるものが、5等級になる。ひとつでも4があれば、4等級になってしまう。
脂肪に関しての項目があるので、赤身肉やヒレ肉はランクが下がってしまう。
A5は希少価値で高くなるので、5・5・4・4と評価を受ければ4等級になってしまうので、A4あたりを買うのがお得かもしれない。
もっと詳しく知りたい方はこちら。
日本食肉格付け協会