大師橋を渡って大田区から川崎市へ。
橋を渡って右に曲がり、道なりに進むと京急大師線の東門前(ひがしもんぜん)駅だが、そのまま直進して川崎大師に行ってみよう。
平日の午後なので少ないだろうとは思ったけれど、かなりガラガラ。
金木犀が香る。
芳香剤として今はキンモクセイの香りは発売していないらしい。
高浜虚子の句碑があった。
法号(戒名)とあるので日蓮宗か法華宗だろう。師である正岡子規が日蓮が好きだったと虚子が本に書いていることから、その影響なのかもしれない。
鎌倉で亡くなったようだが、川崎は句に川崎が詠まれた、という理由だそうだ。
明治25年頃から数回、川崎大師詣でをしたそうだ。
多摩川を汽車で通るや梨の花
中野島のあたりの風景らしい。
本名が清だから、虚子だったのか…
北の湖の銅像があった。あったかな~と思ったら2017年の三回忌のときに立てられたそうだ。205センチ重さ900キロ。倒れてきたらもちろん支えられない。
オレンジの光がちょうどぼくのところに来ているようだが、それは気のせい。
あまり信心もないが、厳かな気持ちで所用へ。
再び15分ほど歩いて鈴木町へ。
鈴木三郎助、味の素を作った人でちなんで鈴木町になった。
京急大師線の鈴木町駅はほぼ味の素の敷地内で、その昔、この駅は味の素前だった。昭和4年に味の素前で開業、昭和19年に鈴木町に改称されている。
新しい回遊コースが増えた。