国立科学博物館へ

ホテル予約サイトのbooking.comのインセンティブで得たポイントの期限がやってきた。ホテルの予約の予定もないし、探すと各種入館料などでポイント払いできることがわかった。
そして、今度は購入した入館券の期限が迫ってきたので行くことにした。

当日、万一の臨時休館などないように調べると、

入館には事前予約が必要です

なんと!
当日でもこのあとすぐのような予約も十分余裕があった。
そそくさと予約を済ませて行くと、10分前でも入館できた。

パンフレットより(クリックで拡大)
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文化財の建物が日本館(昭和6年完成)、2000年頃開館したの地球館。
日本館は昔の学校のような造りで懐かしい。

向こうと手前に展示室がある
天井

展示はかなり重厚な雰囲気

入り口がB1Fに位置する。
フーコーの振り子があった。葛飾の博物館の方が立派。

一通り見学して、B1Fから地球館に移動。

明らかに明るくて広々している。

地球館のテーマは地球生命史と人類
自然と科学技術が展示してある。

地球の深いところを調べる船の模型があった。
どんどん管をつなげて沈めていくらしい。

つなげるパイプがたくさんある

愛宕山NHK放送博物館で見慣れた、日本ではじめてのテレビ。
イが写る。

九元連立方程式を解くための計算機もあった。

使い方も何が何だかさっぱりわからない。九元だから、9個文字がある方程式。
4a+5b+6c+7d+2e+f+10g+34h+4i=987
(文字が9種類ある)

実際には9元なので9つ式がないと解けないので、このような式が9つあるはず。
コンピューター博物館のサイトに説明がある。
>計算機研究開発の黎明期に製作された大型のアナログ式計算機である.真鍮製のバーの角度を変えることによって,ベルトの長さを変化させ,複雑な連立方程式を解くことができる.
 米国のJ.ウィルバー(John B. Wilbur)は,1936年に土木の構造解析や経済学上の計算を行える計算機械を考案,製作した.本機はその情報を元に,東京帝国大学航空研究所の佐々木達治郎をはじめ,志賀亮,三井田らが1944年に製作した国内初の大型計算機械である.
 九元連立一次方程式は,一般に9個の未知数と1個の定数を含んだ9個の一次方程式からなっている.本機は鉄のフレームに角度を変えられる真鍮のバーが取り付けられており,その角度が各未知数に対応し,バー上のプーリーに架けられた鉄のテープの長さが各方程式を表している.バーを動かし,テープの長さを読み取ることにより方程式の解を求めることができる.

真空管をつかった計算機もあった。

富士写真フィルムがレンズの計算をするために導入した。人の2000倍の速さで計算できる。

国鉄の予約システム、マルス1号機も展示(1964年)

467箇所で182列車、13万座席が指定できたそうだ。
現在は座席予約だけではなくさまざまな発券ができ、端末がおよそ1万台、一日190万枚以上発券されている。

再び自然コーナー

屋上にはハーブガーデンとイスがあって、上野駅が見下ろせる。

ハーブガーデン
ひたちが発車(ときわかも)

地球館にあるレストラン。わりとがっつりメニュー。
高齢者は天重一択。

(クリックで拡大)

ミュージアムショップの横に、懐かしい機械発見。

刻印が30円。メダル+キーホルダー+刻印で780~880円になるシステム。
全国で大阪の一社が作っているというのを聞いたことがある。

>大阪市住吉区の住宅街の一角にある「茶平(ちゃへい)工業」。従業員わずか11人で、年間100万枚を超える記念メダルを製造している。

記念メダルの茶平工業
http://www.stampmedal.com/

初めて見る公衆電話。ピンク電話的。

4時間近く見学した。ロッカーはいろいろなところにあるので、最初に預けると便利。100円が戻ってくるタイプ。

正面からは入れない

特別展宝石は2000円だが、入館料630円でほぼ一日いられる。
やっぱり博物館はおもしろい。

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