朝食は米子とほぼ同じ
朝からたっぷり野菜が摂れる。

一畑電車が発着するのは、松江しんじ湖温泉駅(昔は松江温泉駅だった)
JR松江駅から歩くと30分かかる。バスの経路がいくつかあり、15分くらいで行く便もあるが26分かかる系統もある。面倒だし歩くことにする。

建てているのだろうか、デザインからして解体している気がする(アナログアンテナのようだから)

シジミ漁だろうか。やはり宍道湖は広い。

橋の上からしじみ漁が見えた、朝早いわけではないらしい



一畑電車の一日乗車券は1800円。それよりお得な乗車券はこれ。

松江フォーゲルパークは鳥と花の全天候型施設。こちらの入園料が1650円なのでかなり得。松江フォーゲルパークは一度経営破綻して一畑電車などの子会社が引き受けたから安くできるのだろう。
まずは出雲大社へ

路線図からわかるように、宍道湖の北側を走る。JRも松江と出雲市を結んでいるが、宍道湖の南側を通る。
一日2往復程度を除いて、出雲大社は川跡駅で乗り換える必要がある。
普通電鉄出雲市行き。この一本あとが急行出雲大社行きで、既にたくさんの人が待っていた。

鉄道ファンなら誰でもわかる、言わずと知れた元京王5000系。
この色は出雲大社駅に展示してあるデハニ50形に変更してからは伊予鉄道の700系によく似ている。



二扉に改造されているので、長いロングシートが並ぶ。

手前にワンマン対応機器が追加されているが、原形に近い。

宍道湖のすぐそばを走るので、比較的長い時間宍道湖を見ることができる。
川跡(かわと)駅で乗り換え

2025年3月11日に営業運転を開始した8000系に乗り換える。
となりは元京王5000系を改造したもので、車内のイスがすべて宍道湖向きにセットされている。

出雲大社駅構内にデハニ50形が展示され、車内に入ることができる。









駅舎内にツバメの巣があり、子育てをしていた。親つばめが駅舎内を出たり入ったり。深夜になっても駅舎は施錠されないのかもしれない。
駅前から参道が続く

竹内まりやさんの実家の老舗旅館

竹内まりやさんは四代目繁蔵の三女(現在は五代目)
https://takenoya-ryokan.co.jp/about/



御拝殿


昔はこの縄にたくさん小銭が刺さっていたが、現在はない。禁止になったのだろうか。
出雲大社のよくある質問にあった。
>注連縄にお賽銭を投げ、刺さると縁起が良いというのは本当ですか?
>2020-06-16
>注連縄は神様がお鎮まりになる御神域を示し結界する神聖なものです。その>神聖な注連縄にお賽銭を投げ入れるという行為は、神様に対して失礼にあた>ることです。従って縁起が良いことではありません。

駅に戻る




川跡駅でのりかえて電鉄出雲市へ


路線によって踏切を渡る必要がある

1990年頃の川跡駅がYoutubeにあった。

比較的新しい車両なのにひとつドアがつぶしてあり、なにかいる。


車内はロングシートとクロスシート。JR四国の7000系をベースに新製したらしい。JR四国にもこの座席配置がある。

電鉄出雲市駅
電鉄がついているが、JR出雲市駅に隣接。

また出た





広島駅新幹線口行きになった。

広島駅新幹線口まで3時間19分。運賃は4400円~4800円。
JR出雲市駅改札口

一畑電車
松江しんじ湖温泉駅~電鉄出雲市駅 60分 770円
JR
松江駅~出雲市駅 普通45分~60分 590円 特急最速22分 1350円(自由席)
JRは普通列車は1時間に1本ないくらいで、特急を入れると30分に1本になるが、自由席で特急料金760円がかかる。一畑電車では特急や急行も数本運転していたが、現在は急行が出雲大社行きが運転されているのみ。
電鉄出雲市駅に戻る


おもしろい店名がいくつもある

すなっくあけみ、スタンドこまどり、スナック輝子のママは若くて70歳以上、75歳以上かもれいない。
エデン、エンゼルなども全国にたくさんありそう。スナック家紋、家紋ってなんだろう。

22分で雲州平田駅
目的地へ小走りで行く。
すし処こいし

営業時間が1330までとネットにはあったが、ラストオーダーが1330だった。13時に入店したので余裕。うちは電車と同じ、入れば大丈夫と大将に言われる。
瓶ビール(700円)飲んじゃう。



手前がカウンター、奥が小上がりにみたいになっている。レーンはあるが、回っていない。紙に注文を渡すスタイル。
珍しいモサエビから。モサエビはクロザコエビのことで、血液に銅を多く含むことから酸化して黒くなってしまい、劣化が早くほぼ地元でしか食べることができない。9~5月に底引き網漁で獲られる。その他の期間はベニズワイガニを獲っているので入荷がないと話してくれた。

甘エビより濃厚でおいしい。400円なら食べる価値がある。北海道の道の駅でブドウエビなるものが一尾500円で、躊躇して食べなかったら、東京に来たときは2000円になると見て後悔した。それからは、こういうものは迷わず食べることにしている。

あじとあるので、マアジかどうかはわからないが、大きく切ってあって鮮度がいい。
このあたりでは高級魚ではないヒラマサ

トビウオは身が大きく、下に巻き込んである。

ノドグロ

ちょっとお高めだけど、岩牡蠣。たぶん天然物。

真鯛

大将が、わざわざ調べて来てくれたのでしょう、ありがとうございますと言ってくれる。魚の話など、夜ならもう少し長く話せたが残念。
ネタはどれも新鮮。価格は横浜の半分近い。
ばたでん(一畑電車)に乗ったときはまた来たい。
木綿街道には工場が並び繁盛したらしいが、面影はあまりない。

木綿街道振興会事務局


うさぎの絵のお皿が1枚100円で4枚あったので、お寿司と共に来てよかった。

雲州平田駅が立派なのは、一畑電車の中枢がここにあるから。




急行松江しんじ湖温泉駅行き


元東急1000系の中間車から運転台を新設した。

車内はほぼ東急のまま。

一畑電車は当初この車両で旧型車両を置き換えようとしたが、東急1000系が地方私鉄で人気で確保できず断念。7000系の導入につながった。
松江フォーゲルパーク駅で下車

フォーゲルパークは眼の前


フクロウがお出迎え




まず長いエスカレーターで一気に上まで上がる。

くにびき展望台



ウォーターフォールエイビアリへ

シロトキ

ハゲトキ



トロピカルエイビアリーへ

会いに来たら寝てる!


お休み中なら仕方がない。




もちろん有料でえさをあげることができるコーナー

ひと通り見たので、ハシビロコウに戻ってみると

あの容器にはアマゴ(安来産)が入っている。生きていないが、じっと見つめている。
そのうち、くちばしを突っ込んで魚を捕るが、落とす。

くちばしを開けたら、落ちるでしょうよ。
またじっと見つめて、今度はとって食べていた。




関東では恩賜上野動物園に4羽いる。千葉市動物公園にも1羽いる。
絶滅危惧種で世界的にも動物園には30羽程度しかいないらしい。
フクロウショーの会場だ

花もかなり手入れが行き届いている。

次の電車まで数分時間を潰して帰る。


行き先方向幕は松江温泉のまま(松江しんじ湖温泉になる前の駅名)







おつまみを買うためにスーパーへ

ボッコはカサゴらしい。

クロヤを購入。メジナのことだった。30分歩いてホテルに帰る。

夕食はサバの味噌煮とシューマイ

サバの味噌煮が意外に美味しかった。
またごはん食べ過ぎた。
麦焼酎お湯割りとクロヤのお刺身もなかなかおいしかった。
充実した一日が終わり、明日はいよいよ帰る日。