旅行会社を知識ゼロから始めて、いろいろ用語を理解した。
その初歩でもあった、仕入れ。
旅行業の重要な仕事に仕入れがある。
ツアーを造るときに、旅館と交渉して一泊いくらにしてもらうとか、バス会社に手配していくらで借りるとか、旅行をするための商品を仕入れること。
ただ、商品が目に見えるものと見えないものがある。
目に見るものにはJRなどの乗車券類がある。
少しでも安く仕入れるために、いろいろな方法を使う。
業者だからと安く仕入れられるのは、大手旅行会社だけで、JRなどの端末がない中小旅行会社はJRのきっぷは駅に買いに行くことが多い(問屋のようなところから仕入れることも出来る)
トクトクきっぷを利用したり、ジパング割引を利用したり、ときには回数券を利用することもある。
回数券を利用すると安くなることは当然だが、1枚でも使用すると払い戻しが出来ないという大きな欠点もある。
2枚だけ欲しい(通常は6枚綴り)売りたいときは金券ショップを利用することもある。
残ってしまった回数券を売りにいったが、そこは金券ショップがたくさん並んでいるところで、まず買ったお店へ。
1枚6500円ですね。
7500円ちょっとで購入しているので、1000円マイナスは痛い。
となりのお店に行ってみよう。
6750円で引き取ります。
同じフロアのお店に持っていくと、6900円です。
おそらく7000円にいくかどうかだと思うので、これで妥協。
元々この回数券は金券ショップで購入したもので、こうして売る人もいるだろうが、本当はこんなしくみではない。
つづく。