豚もつや挽肉で作るカレーはおいしい。
市販のルーやレトルトカレーはコクを出すためにラードで練ってあるので、たくさん食べるとうんざりする。
本場インドでは圧力鍋を使い、カレーは夕飯時にさっと作ってじっくり煮込み料理ではない。
まずは5種類程度のスパイスをブレンド。割合は難しいのでS&Bのサイトを参考にした。
基本のスパイスは、黄色い色のターメリック(ウコン)、クミン(香り)、コリアンダー(香菜の実)、レッドペッパー(辛さ)の4つでさらにカルダモン、フェンネルを入れてもいい。
すり下ろしショウガとニンニクを炒めて、タマネギも炒める。お手軽カレーが目標なので、飴色になるまでなど炒めない。
北海道では有名な料理研究家の星澤幸子先生はタマネギを蒸し焼きにするだけでいい、とも言っている。
豚もつは既に茹でてあるもので、適度に臭みも抜けていて手軽でいい。生から茹でるとかなりすごいにおいがする。
モツを入れて軽く炒め、ホールトマト一缶も入れて炒める。
トマトにはグルタミン酸を含んでいて、それ自身に旨みがある。だからトマトソースだけのスパゲッティもおいしくなる。
あとはワインを加えて一煮立ち、水を加えて圧力を加える。
5分くらいで止めてしまったら、モツがまだ堅かった。10分くらい圧力を加えたらいいかもしれない。
圧力が下がって落ち着いたら、軽く炒めておいたカレー粉を投入。
カレー粉を入れてからは煮込む必要はない。香りが飛んでしまうだけ。
重要な塩加減、コショウをいれて(入れなくてもいいかも)完成。
モツは臭みもある分、旨みもたっぷりなのでおいしいポークカレーが簡単にできる。