お昼ごはんを食べるときに、毎日Youtubeでサザエさんを見ている。
それも、現在6000番台の話なのに3000番台くらい。
ざっと20年くらい前の話だろうか。
声優もずいぶん変わってる。
マスオが接待で行った、六本木のNo.1キャバ嬢とサザエを比較して身分をわきまえず、不倫願望を抱いた…という話ではなかった。
秋の味覚で、波平は身の程を知っているのでサンマをリクエストした。
マスオはマツタケが食べたかった、という話。
お気づきだろうが、本当は高嶺の花と書く。
高いのは高度であって、価格ではない。
行かれないような高いところに、きれいな花が咲いていて見えても決して手に入れることはできないという意味。
生物学的には、高山帯を越えると花など咲いていない。
究極的には蘚苔類(せんたいるい)、つまりコケ類しか生えていない。
年間平均気温が10℃を下回ったら、種子植物(これしか花は咲かない)は生息できない。
お見舞いに花を持っていくし、お祝いにも花を、そしてお墓にも供える。
花には究極的な美しさがあり、なにかエネルギーが秘められているのかもしれない。