事業モニターである横浜こども科学館に行ってきた。
夏休みでもあるので当然すごい数の子どもたち。
ぼくは子どもがいないながら教員という仕事で、かろうじて子どもたちと接するすべはある。
しかし今回は接する機会もなく、本が置いてあるコーナーへ行ってみた。
そこで、学研の「ひみつシリーズ」というマンガを発見。
鉄道のひみつは新しかったけど、人のからだのひみつ、コロスケの科学質問箱、など懐かしい本がたくさんあった。
およそ27年ぶりの再会。このマンガは夢中で読んだんだ。
走り回る子どもたちを見て、これだけ子どもたちに好奇心があるのに、どうして理科教育が停滞してしまうのだろうと思った。
あきらかに学校教育に問題があるのではないだろうか。
「今の子どもは」という言葉をよく耳にするが、教育現場で接した子どもたちは今も昔もあまり変わらないように思えた。
そんな子どもたちの純粋な好奇心を理科への興味、学力の向上へ結びつけるにはどうしたらよいのだろう。
どうして今の教育はそんな子どもたちの純粋な興味を伸ばすことができないのだろう。
教員である、親であるおとなの心が錆びついてしまっているのだろうか。