今日は仕事がめずらしくたくさんあったので、秩父はやめた。
母に悪いので、実家に出向くと富岡八幡宮では酉の市。
中学の時、六本木の中学でありながらこの深川から通っていた。
酉の市の日学校の帰りに、担任のすごい美人(うそつき)と一緒に酉の市に行くことになった。
八幡様で小さな熊手を買って帰ろうとすると、出店の熊手の店で「先生!」と声をかけられた。
見栄っ張りな先生は、3000円(26年前)とご祝儀1000円を散財した。
それほど好かれていない先生だったので、中学生ながら先生はカモになったと思った。
お茶でも飲もうと先生と喫茶店へ。
憧れのマドンナ先生ならドキドキするが、親より年上の先生では落ち着かないだけ。
先生はケーキとコーヒーを頼み、コーヒーにクリームを入れない。
あの頃、コーヒーをブラックで飲む人は一目置かれる時代だったので、めざとく指摘。
今でもそういう能力は人よりあるかも。
「先生ブラックなんですかあ!」気づかれると嬉しい先生は、ケーキを指刺し、
「クリームとクリームになっちゃうから」とご満悦。
西葛西の分譲マンションに住む先生はそのまま東西線に乗ってお帰りに。
先生との秘密を作ったが、ドキドキも何もせず。
誰かに言おうものなら、罵倒されかねない。
ちなみに、その先生の担当は保健体育、あだ名はピラニア。