一晩中騒がしく腹立たしいので、部屋を変えてもらおうとフロントへ。インド系若い女性の従業員は、もう出ていったから大丈夫の一点張り。今日は団体が入らないだろうな、と強く言って一応引き下がる。
どこのホテルの天井にもあったこれ
イスラム教のお祈りの方角だろうという想像はついた。具体的には、
メッカのマスジド・ハラームにあるカアバの方向
だそうだ。
イスラム美術館からスタート
車の運転は雑で乱暴。クラクション連発ではないが、歩行者に譲ろうという意識はない。中には信号無視をする車もあるくらい交通安全の意識は低い。
歩いていると歩道が急になくなったり、交差点なのに横断歩道がないところが多い。こんなところで交通事故に遭いたくない。韓国を含めて安心できるところが少ない。
KTM(Keretapi Tanah Melayu)マレー鉄道本社
向かい側に旧クアラルンプール中央駅がある。現在はクアラルンプール駅として使用されている。1886年に開業し、この駅舎は1910年に建設され、2001年に新クアラルンプール中央駅が開業した。
大きすぎて全景を撮影するのは難しい
中・遠距離列車が発着するのであまり人がいない。
イスラム美術館
入館料はRM20なので700円くらい。
展示は充実しているが、まったく興味がない分野なので頭に入らない。いま思い返してもよく思い出せない。
世界中にあるモスクを紹介
マレーシア王立警察博物館
入口にいる人も警官だった。どこから来たの?JAPAN、ふーんとニコニコしていた。
マレーシアの人たちはみんな親切で、荷物はここに置いたらいいと聞く前に言ってくれる(今日のことではない)
撮影禁止だったので画像は少ない。こちらの方がイスラム博物館より興味深い。
いきなり入口に展示してあったが、後での展示でこのバイクには旗を持った人が2人くらい乗っていた写真があったので、人が乗るスペースがある。バイクは日本のスズキ。
警察官の移り変わりがマネキンで展示してあった。暑い国なので半ズボン。
武器類もかなり展示されていて、射撃をしている身としてはかなり興味深い。
なかなか充実していて楽しかった。旧日本兵も出てきた。いつの間にか外は土砂降り。いわゆるスコールだね。マレーシアでは日常のことなのだろう。日本のゲリラ豪雨とよく似てる。雷も鳴って駅まで10分歩くのはきつい。
説明書きより
タン・スリ・アブドゥル・ラーマン・ビン・ハシム(第3代国家警察署長)の公用車
タン・スリ・アブドゥル・ラーマン・ビン・ハシムは、オフィスに向かう途中、この車の中で見知らぬ二人によって射殺されました。この悲劇は1974年6月7日午前8時15分、クアラルンプールのリー・ヤン・リアンの建物近くのジャラン・トゥン・ペラで発生した。リー・ヤン・リアンはその後病院へ向かう途中に死亡した。彼の運転手のオマル・ビン・ユヌス巡査部長代理もこの事件で重傷を負った。
(この車は修理されており、銃弾の跡はもうありません)
タン・スリ・クー・チョンコン警察署長の公用車
タン・スリ・クー・チョンコン氏は、オフィスから帰る途中、この車の中で共産主義分子によって射殺された。この悲劇は、1975年11月13日午後1時、ペラ州イポーのジャラン・アンダーソンとジャラン・フェアの交差点の信号付近で発生した。この事件で、運転手のヨン・ペン・チョン伍長も死亡した。(この車は修理されており、銃弾の跡はもうありません)
雨はほとんどやんだので、クアラルンプール駅まで歩くが、列車は出たばかり。結局、夕食を買ってホテルに戻ることにする。あらかじめ調べてあった中華料理店。
店のおばちゃんは親切で、メニューを見ながら選んだ。スペアリブの揚げ物、チャーハン、野菜で迷ったらこれは?と指されたやつを頼む。10分はかかったが、他のお客はいないので早かったのだろう。
豆がついた野菜、豆苗だと思ったら、もやしだった。がっかり。もやしは豆芽らしいが、そうは書いていなかったと思う。ビールは昨日と違う酒屋で購入。
とろとろに煮込んだスペアリブを唐揚げにしたもの。RM35≒1225円
RM25≒875円もする。特に量が多いわけでもないし。日本のもやし炒めとあまり変わらない。
RM10≒350円 おいしくて安い。ただ、中華料理店とはいえイスラム教の国なので、チャーシューではなく鶏肉を細かく切ったもの。ビールが高価であるのが非常に残念。