三期連続という過去に例がないウナギの稚魚の不漁から、うなぎの価格が高騰。
1月の東京での取引価格はキロあたり4200円。昨年が2400円だったことから、およそ1.7倍もの高騰ぶり。
ウナギの生態はわからないことが多く、人工ふ化は商業ベースでは成功していない。
シラスウナギという稚魚を海で捕って、それを養殖して大きくする。
近場では江ノ島の海岸でも、2万円だったか3万円の組合費を払えば漁ができる
獲れれば一匹300円ほどで売れるが、ここ数年はまったく獲れないらしい。
よく行く居酒屋でもうな重定食があって、2200円から2500円に値上げしていた。
レトルトの紀文うなぎやさんも、650円程度だったものが710円になっていた。
ただでさえ安くないものなのに、高騰し続ければまったく食べられないものになってしまう。
人工ふ化の研究の成功を祈るのみ。