たまには歴史を学ぼうと応募して、10倍以上の倍率をくぐり抜け当選した歴史講演会。
場所は、キリンビアビレッジ。つまり、キリンビール横浜工場。
ええ、歴史を学ぶことだけが目的ですとも。
まずは工場見学40分。今年に入って何度も行っている工場見学の内容はいつも全く同じ。
きれいなお姉さんに積極的に話しかけているうちに終了。
いつもならこれから、できたてビールの試飲だが、今日はこれから講演会場へ移動。
横浜市立大学の経営史の講師の講演によると、概略はこんなかんじ。
ペリーが開国しろと言ってきた。
仕方がないので、江戸から少し離れた横浜村に港をつくった。
貿易をするため、外国人居留地区をつくった。
当時の横浜村の住人は半漁半農の1000人くらい。
数年で人口は12000人にふくれあがり、日本一の貿易港になる。
日本でビールを造って大儲けをしようとした、ウイリアムコープランド。
彼が設立したスプリングバレー・ブルワリー。
その会社は売ることになり、ジャパン・ブルワリーカンパニー設立。
明治屋や三菱財閥の社長などが、麒麟麦酒株式会社設立。
それが1907年2月。麒麟麦酒は去年100周年を迎えた。
さて、当時の製法のビールと牛鍋の試食タイム。
おまけに、ウチキパン、串カツと、アイスクリームも出された。
牛鍋は横浜が発祥で、すき焼きのルーツとも言われている。
横浜の店では、太田縄のれんが有名。
サイコロステーキのような角切り肉を味噌で煮込み、玉子をつけて食べる。
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提供された牛鍋!はデミグラスソースベース。
感想を求められた参加者は「シチューのようでおいしいです」と口をそろえていた。
のようで、ではなくシチューです。
横浜の人が大半であろう参加者に、これはちょっと違うと思ったが。
でもおいしいからいいや。参加費は500円だし。
なぜ、味噌ベースにウチキパンなのか疑問だったが、納得。
ラガービール、ラガークラシックの2本セットと絵はがきのお土産をもらった。
次はいつ工場見学に行こうか。
きれいなおねえさんと、ITこじまのダブル解説。
参加者募集中。
キリン横浜ビアビレッジ