民主党政権時代に、普天間にある基地を最低でも県外へという公約だった。
ところが、自民党政権に代わり、沖縄県知事も普天間から名護市辺野古への移転を容認する立場になった。
そして、名護市長選では基地移設反対派が選ばれた。
普天間は宜野湾市(ぎのわんし)にあるが、街中にあり、危険と隣り合わせ。
名護市辺野古の方がまし、ということなのだが、難しい問題だ。
火葬場や原発と同じで、どこに作ろうが近隣住民は当然反対する。
乱暴な言い方だが、最後は実弾による交渉しかないのではないか。
失うものを補うにはそれしかない。
日本の軍事力ではアメリカの軍事力を借りざるを得ない。
日本がアメリカ並みの軍事力を得るには、おそらく消費税を30%くらいにしなければいけないだろう。
簡単に述べられる問題ではないけれど、どこかに基地が必ず必要ならば、受け入れてくれるところを探すか、十分な補償をすればいいのではないか。
沖縄の人たちだけが犠牲になるようなやり方だけはよくない。