ソフトバンクのスーパーボーナス一括払い(通称スパボ一括)は、分割払いの携帯電話を一括で安く買うもの。
スーパーボーナス(月月割りに名称変更)に加入することで、毎月一定額の割引が得られる。
割引額は機種によって違うが、基本料はほぼまかなえる。
つまり、一括で買ったことで24ヶ月(正確には26ヶ月)NTTのユニバーサル利用料6円のみで利用できる。
さらに、株主優待券やキャッシュバックなどもあることが多い。
販売価格は14800円〜9800円、中には4800円、そして一括0円も存在する。
これにならって、NTTがバリュー一括払いを打ち出し、auがシンプル一括払いを発売してきた。
これらは、携帯電話端末を高く買う代わりに月々の基本料を安くするというものだった。
たとえば、3万円で買うと毎月1800円だが、4万円で毎月980円になるような感じだ。
その、4万円を1万円くらいで売ってしまうのだ。
3万円で毎月1800円払っている人と大きな不公平が生まれる。
ソフトバンクでも分割で総額3万も4万も払っている人と、4800円で済ませた人もいる。
総務省が指導をしてこのようなシステムになったはずなのに、携帯電話が何万円というのは結局なじめなかった。
高くなって売れなくなって、安くした。
結局は通話料で回収されるから、通話料はちっとも安くならない。
固定電話が3分8.4円でかけられる時代に、30秒21円などというとんでもない課金をしてくる。
携帯電話の料金システムは難解すぎておもしろい。
一社理解するのに何日もかかる。
いかに得に見えてお金を払わせるか、いかに消費者に気づかれず使わせるか。
愚かな人ほど無料通話が云々とおっしゃる。
基本料5000円で無料通話分2万円にしても電話会社は痛くもかゆくもない。
携帯電話はファッションの一部と言っていた人がいた。
そのようなお方はパソコンはやらず(できず)、すべて携帯電話で済ませる。
料金プランも見直さず、通話料も知らず(毎月のではなく)家でも平気で携帯電話で話す。
そのようなお方が、ぼくの分まで払っているのです。
ありがとうございます。