大学時代、教員志望の彼女がいた。
大分出身で、大学卒業したら大分の教員採用試験を受けるんだと。
彼女は中学校家庭科教員養成だったのだけれど、大分県の採用試験について聞いたことがあった。
試験は合否ではなく、点数順に一覧表に載るそうだ。
それで、上から採用してゆくと。
大分県の中学校家庭科教員の採用枠は2名。
彼女の同級生に他の大学だが知事の娘がいると嘆いていた。
実質1名ではがんばるだけ無駄だと。
予備校で教えてたときも、東京都立高校の採用試験について聞いたことがある。
都立高校の国語教員の採用枠が、6名。
全都立高校で、しかも国語で6名だ。
そして、採用されてもはじめの数年は伊豆諸島らしい。
そういえば、中学の時の若い担任は美術だったけど、神津島中学から来たと言っていた。
先生をばかにしていたけど、先生も大変だったんだな。
先生ばかにしてごめんなさい。