横浜線と南武線

両線とも戦前まで私鉄で、南武線は秩父の石灰石を運ぶため、横浜線は生糸を運ぶためだった、などという歴史的背景はどうでもよい。
いまの共通点と違いを考えてみる。
共通点
主力車両が205系。主力というより横浜線はオンリーワン。
山手線の一代前と同じ車両で、一部山手線のお古も使われている。
東海道線の駅を発車し、横浜市・川崎市を駆け抜け町田市を通過し、終着駅で中央線に接続する。
通して乗るとだいたい1時間くらい。
違う点
横浜線には快速列車がある。
30分に1本昼間だけ。
南武線には30年くらい前に川崎から登戸まで快速列車があった。
南武線のおよそ半分は川崎から、登戸や稲城長沼の区間運転。
横浜線は一部橋本があるとはいえ、ほとんどが八王子行き。
一部根岸線大船まで乗り入れる。
南武線は6両編成、横浜線は6ドア車1両含む8両編成。
南武線には尻手(しって)という痴漢のような駅名と、浜川先というコウモリのような駅名を結ぶ支線がある。
横浜線には支線がない。
イメージ的には横浜線は相模線と親戚で、南武線は鶴見線と兄弟のような気がする。
横浜線と京浜東北線は一部同じ線路を走るので仲がいい。
今日も横浜線に揺られながら、他の人が考えないようなことを考えている。

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